デジタルアクセシビリティアドバイザー認定試験 Standardレベルに合格したのでまとめなど
こんにちは。フロントエンドエンジニア(この記事公開時点では転職活動中)をしている、はせがわです。
この度、デジタルアクセシビリティアドバイザー認定試験 Standardレベルに合格しました。
振り返りを兼ねて受験をした背景など、綴っておこうと思います。
なぜ受験したのか
障害そのものや障害者のことが理解出来ていない。が大きな理由です。
自分はこれまで、「個人で」ウェブアクセシビリティを高める活動をしていました。個人でというのは、キーボード操作やスクリーンリーダー対応といったアクセシビリティ向上を、自身だけで、もしくは健常者だけで進めることを意味しています。
自分の中でこの活動をしていると、ユーザーはプロダクトにアクセスできているのか、自分たちが観測できていない場所で、使えなくて困っているユーザーがいるのではないか、という不安に駆られるようになりました。
今後の活動では、排除されてきた障害者の方を含む、多様な人たちとコミュニケーションを取りながらアクセシビリティを高めていく必要性を強く感じました。
しかし、実際に障害者の方とコミュニケーションをとった経験がなく、どのようにコミュニケーションを進めたら良いかわからない状態です。
そこで、障害の理解や支援技術、歴史や法律、障害者がどのように困難を乗り越えられるかといった知識が体系的に得られる、デジタルアクセシビリティアドバイザー認定試験の勉強に至りました。
合格した感想
ある程度ではありますが受験を通じて、障害の理解と障害者とのコミュニケーションにおける心構えが出来たと感じています。
また、資格を取れたことで、一つ自信にもなりました。
とは言えまだStandardレベルなので、一番レベルの高いProfessionalレベルの資格取得に向けて、引き続き学習は続けていきます。(このnote公開時点ではまだ準備中です。)
勉強法について
デジタルアクセシビリティアドバイザー認定試験の公式テキストがあり、そちらを利用しました。
特段難しいことはしておらず、公式テキストは2周程度読みました。たまに公式テキストから離れてインターネット上の情報で深掘りはしていました。
これからについて
フロントエンドエンジニアとして活動をしていますが、将来的には多様な方々と議論をしつつ、プロダクトの価値を高めていく活動が出来たらと思ってます。
こうしたインプットだけで満足せず、勇気を出して周囲と議論するなど、アウトプットにも力を入れていきます!