小学生向けユニバーサルデザイン講座 2021.11.14
緊急事態宣言が続き、6月に1回ワークショップをやってから5か月ぶりの2回目に参加。
第3.4回テーマ)
子ども向け新UD講座を考えよう1
コンセプトとアイディア出し
1.新UD講座のコンセプト
1. 尊厳
一人一人を大切にし、やりたいことが実現できること
2.社会モデル
やりたいことを実現するために、社会の側の環境を整えること
3.多様性
自分や他の立場の人がその場にいたらどう感じるか考える
2.尊厳と社会モデルについて考えよう
東洋大学ライフデザイン学部非常勤講師の川内先生のお話を聞いた。
駅の2Fに上がれない時、
社会モデル:設備の問題
医学モデル:治療、リハビリなど
子ども向けの講座を作っているけれど、普通に自分にも気づきがある。
「まち」には多様な人々が暮らしていて、誰もが住みやすい「まちづくり」はむずかしい。
3.新ユニバーサルデザイン講座のシナリオ案を考えよう
ウチのチームはレストランなどにとある理由で入れなかったシーンをシェア。尊厳のシーンの話にもなり、
飲み会の席で無理にビールを飲ませない聞き方がある「ビール以外の人ー?」
たしかに!と思った。
全員1杯目はビール!じゃなくて、ビール飲めない(飲みたくない)人も尊重している聞き方。
ビールのままじゃ小学生向けにはダメだから(笑)、シーンとしては牛乳で考えることができる。牛乳アレルギーの人もいるから。
今回も、多様な人たちと出会えてディスカッションして、視野が広がりました。ハードの面で全員に快適な『まち』にするのはむずかしいから、ソフトの面でお互いの理解を深めていくことなんだな、と思いました。