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森本美由紀展の話

開催を知ったのが会期も終盤の頃だったので、スキマ時間に急いで訪問!

あまり来ることのない根津にある弥生美術館。
なんか見覚えある…と思ってたら、2015年の開催のときも来てたんだった!
(全く忘れていたけどデータ探したらあったので行ってたらしいw)

2015.9.24

その時は撮影NGだったからこれしか写真ない。
しかし今回は全て撮影OKという太っ腹さ!
時代は変わったのね。


キリがないのでお気に入りだけを厳選して撮ろう!間近で見る本物の質感には敵わないもの。なんて思っていたけど、素敵な絵が多すぎて…(うっとり)
帰ってから見返してみたらまあまあ撮りまくってたわ笑。



森本美由紀さんも、師匠である長沢節さんも、本を持ってたんだけどメルカリで売っちゃったんだよな〜…こういうことがあるから断捨離って良くない!笑

出た!ピチカート!


絵自体が持つパワーはもちろんのこと、誌面やCDジャケット、グッズなど商品となったときのオシャレ指数の高さよ!
時代を駆ける最先端のクリエイターが集ってものを作るとこうなるんだな!っていうのをひしひしと感じる。



筆描きのスタイリッシュな絵のイメージが強いけど、意外にもこういう絵も描いていたのね。
ていうかこれはこれで絵のスタイルが確立されてる。上手すぎる。
フリーのイラストレーターとしての仕事をしっかりとこなしながら、自分の描きたい絵もちゃんと描いて…すごく理想的だよな〜。もちろん本人の努力があってのことなんだけど。

ルネドールを発掘して世に広げる活動もしていた


趣味的に描いたというアメコミ風作品

海外の挿絵の仕事のときのやりとりのFAXは、読んでいて激しく共感して涙ぐんでしまった。何回やりとりしても相手に上手く伝わらなくて悔しい思いをすること、あるもん。当たり前だけど、こんなに圧倒的な技術があっても、どんなに好きなことや得意なことを仕事にしても、楽しいだけじゃやっていけないよな。


圧倒的センス!!
引くところは引く、潔さ。
バランス感覚が最高に良い。


下北沢を愛した森本さんは、今の下北沢の変わりようを見たらなんて言うのかな?なんて思ったり。


本物は時代が変わっても全く古さを感じさせないし、作者の思いがはっきり見える。
刺激をもらえる素敵な展示でした♪

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