CCCDの話
今の時代、音楽はiTunesで購入したりSpotifyで気軽に聴けるからCDもめっきり買わなくなったけど、ほんの数年前までタワレコやTSUTAYAに行きまくっていた私の部屋には、未だに大量のCDが積み上げられている。
最近その山をどうにかせねばなぁと思い立ってiTunesにちまちま読み込ませるという地味な作業をしているのだけれど、ふと、目についたものがある。
アラサー世代のみなさんは
コピーコントロールCD(CCCD)
というものを覚えているだろうか。
私が中学生ぐらいだった頃かなぁ。
このタイプのCDがやたらとリリースされた時代なかった??
CCCDはパソコンで読み込んでコピーできないようにガードされていたCD。
普通のプレーヤーで再生したりMD(懐かしいw)に録音したりはできるけど、コピーはできないという。
当時、買ったりレンタルしたり友人に借りたりしたCDを父親のPC経由でCD-Rに焼くのに躍起になっていた私(地味なオタク趣味)には恐怖のCCCDだったわけである。
そんなことをぼんやり思い出しながら一応取り込んでみるかぁ、とやってみたら、
…普通に読み込めたんだけど!!?
あれ??
何やら調べてみると今現在iTunes経由では普通に読み込めるらしい。
そんでもってCCCDは普通のCDと違って変な誤情報データを混ぜ混ぜしてあるから(詳しいことはよくわからんけど簡単に言うとこんな?w) プレーヤーが壊れる恐れがあるのよ。って。
そうなん?!
CCCDって、一体なんだったんだろう。
違法コピーを恐れるあまり、純粋に音楽を楽しみたい人にまで音楽を届けられなくなって、結果的にCDの売り上げも悪くなったのでは〜。
レコード会社的にあれは黒歴史だったんじゃないかとちょっと思っている。
でさ、このCDたちをちまちま読み込んだあかつきには処分すると思うじゃん?でも所有欲の強い私にはそれが結構ハードルが高いのよな。
物を、持っていたい!
だから部屋が片付かないの。
最終的にダンボールに詰めて実家にGO!すると思うわ、テヘ。