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サービスづくりにおける分け方💭省察🟡Xデザイン学校ユーザーリサーチコース#1

Xデザイン学校の2023年度ユーザーリサーチコースを受講している
2023/09/02の第1回の省察・ポエム・メモ

僕は日々サービスを作っているが、そのプロセスや組織の分け方や整理に思いを馳せていることが多い

「サービスを作る」という表現も難しい
「機会を発見して価値を届けることを持続的にやっていく」ための分け方、考え方、整理の仕方みたいなことに関心が高い
一人で全部できるような規模のときもそのプロセスはあらゆる切り口で分けることができる
そしてだいたいはスケールすることを求めて何かの発想で分けて組織としていくことになる(何かの発想で分けた組織が在ることの方が多い)

分け方はプロセスかもしれないし、専門性かもしれないし、価値の流れかもしれない

今回の講義では、自分にとって新しい整理の発想の形を知ることが出来た
この記事では今後の自分のためにメモを外化する程度としておく
(分け方に正解はないのかもしれないが、分け方がわかると自分や組織はどういった発想で何をしているのか、意識的に意識しないことは何かなどの認識を合わせていくことができて良いと思ってる)

「山」のメタファーとミッションの分け方の発想
ビジネスでよくある「登る山を決める」「山をどう登るか」の「山」
講義ではイノベーションにまつわるアプローチとして紹介

  • 山(らしきもの)を見つける

    • ここに山らしきものがありそうだねを見つける

    • 山の高さ・山の登り方は分からない

    • これがユーザーリサーチなどフィールドからのイノベーション

  • 山の高さを見積もる

    • 協議のマーケティングや市場調査

  • 山頂を目指して山を登っていく

    • 山があること・高さ・登り方はある程度見えてきている中で、試行錯誤しながら山を登ることだろうか

    • 講義では人間中心デザインを具体例として挙げていたもの

  • 山に飛び降りる(?)

    • 講義ではテクノロジーによるイノベーションを具体例として挙げていたもの

    • 登山口から登ることなく山の途中から始める

    • プロダクトアウトやソリューションベースでの戦略も発想としては近しそう

ユーザーリサーチとUXリサーチの分け方
多分、辞書的に合意された定義はないし、実践的なリサーチャーの肩書きに対して必ずしもそのように分けているわけではないが分け方の考え方として綺麗だった
(講義でも大きく違うものだという意図はなく、あえて大きく分けるのであればとおっしゃっていた)

  • 次期バージョンに向けた情報収集か、現行バージョンに対するフィードバック収集か

  • 仮説探索・検証か評価検証か

  • 手法自体は類似している

価値創出の組織活動の分け方の軸と多様なデザイン実践のアプローチ
これが一番衝撃的だった
僕だと今では例えば「ディスカバリーとデリバリー」「マーケットとプロダクト」「ビジネスモデルとバリュープロポジション」で分けられ得る、さらにデザインやエンジニアリングはそれぞれに対してなんらかありそうだとか考えていたりしていた
価値創出を行う組織活動を「マーケティングとイノベーション」と「現実世界と組織内」の2軸で整理しさらに象限の壁を超えために行われている(主にデザインの)実践をマッピングされていた

  • A. 現実世界 x マーケティング

    • 顧客の象限

  • B. 組織内 x マーケティング

    • 企画の象限

  • C. 組織内 x イノベーション

    • 硏究の象限

  • D. 現実世界 x イノベーション

    • 開発の象限

例えば、ユーザーリサーチはA->Bの壁を越えるための実践としているそうだった
さらに、これらのどこにも当てはまらない中心として問いがありそれが潜在的な事業のインパクトを決めるとする。

この2軸での分け方、軸の設定、象限を超えるための活動という考え方が今までの自分では頭になかったものだったのですごく感動している


例えば、もう少し僕の頭で考えてみると、Why・What・Howとか、課題・解決策・製品、CPF・PSF・SPF・PMF、Desirability・Feasibility・Viabilityとかもこの発想で分けて考えることはできそうだ(講義でもおっしゃっていたように実際はこの象限をループしている)


今回の受講はすぐに業務に活かそうとかリサーチの専門家になろうとか思って受講している訳でも全然なかったりもする
けど今回の講義は日々自身が思いを馳せていることとドンピシャだったのもありすぐに日々の生活に持ち込めそうなものになった(業務に活かせるとかは知らないけど…)

極端な発想ではあるがリサーチが顧客から始まるものなのだとしたら、なおさらなのだが事業会社であればリサーチの機能もある程度のレベルまでは全機能が備えておくものとして捉えても良さそうに思えてくる(講義の整理でいうとUXリサーチの方はなおさら)
専門家が必要な状況はもちろんあるのだろうが、こういった新たな機会を発見する質的な調査は事業会社においての専門機能としては劣後することが多いのが実態な気がしている。この辺を専門にやっている人はクライアントワークが多いような気もしていて、ここも気になるところ

また次回も楽しみ

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