#E01 エクセル テクニック編1 シート名の生成とデータの仕分け
私の務めている会社は中規模企業である。
従業員は約1500人。
これくらいの企業になると組織にまとまりはほぼ無い。
各部署がそれぞれいろいろな仕事をしている。何をしているかわからないし、名前を知らない人だらけだ。
よって、スキルアップしていっている人、そうでない人。
各個人の能力差もかなり多くなる。
エクセルの機能でできる、やらなくていいどうでもいい業務を2時間とかかけてしている人がいたので、その解消方法の話をしたい。
その人は、パソコンが苦手とかではない。ただ知らないだけだ。
どんな仕事をしていたかというと、とあるデータを部署名でフィルタしてデータを絞り込み、そのデータをコピーして事前に作っていた部署名が付されたシートにペーストしていたのだ。
これにかかる時間は2時間に及ぶ。大した作業ではないのだが、フィルタで部署名を探し、シート名を探し出すのに時間がかかる。
驚くことに、社内のまぁまぁエクセルを使いこなせる人たちが、テクニックを知らず、こうした業務をしているではないか。この会社は大丈夫だろうか?(ヤバイゾ)
もちろん、時間がかかるやり方でも可能だ。私は絶対しないけど。
部署名でフィルタかけて、30個ある部署名シートを探し出し、そこへペーストなんてしたくない。誰でもそうだろう。
間違いもあるだろうし、「データが変わったから、もう一度作り直して」とか言われたら、また同じ作業をするというのか。
こうした、フィルタによる簡易なシート分けの説明をしたい。
以下のようなデータを部署別にシート分けする方法だ。
シートはデータしか存在していない。
シート名をA列に入れる
表を選択して、挿入→ピボットテーブルをクリックする。
とりあえず、配置する場所は既存のワークシートのどこでもいいので、場所を指定する。
↓ピボットテーブルをこの様に設定する。
ピボットテーブルのどこでもいいのだが、とりあえずピボットテーブルの行ラベルをクリックする
デザインメニューからレポートのレイアウト→表形式で表示をクリック
するとこんな感じになる↓
ピボットテーブルの部署名がクリックされている状態で、小計を表示しないを選択する。
するとこんな表になる。
一番下の総計が不要なので、ピボットテーブルの部署名が選択されている状態で、
集計の行と列の集計を行わないを選択する。
するとこんな感じになる↓
ここまでできたらあとは簡単。
最終的にこんな感じになる。
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