#2 ゴキブリのこと 対応策2 殺虫剤編
Gとはゴキブリのことである。
【殺虫剤を使う】
一見、手軽でなんとなく良さそうな手段だ。
プシューとGにかける。
するとひっくり返って死ぬ。
簡単だ。
と思うだろう。
Gにスプレーをかける。
その後、体の中にためているニトロ燃料をすべて使うべく、燃料へ点火。
とてつもない脚力で駆け回るパターンを忘れてはいけない。
スプレーを掛けたあとは大体フルスロットルで駆け回り、隙間に入って、バタバタと七転八倒する。
バタバタするのが、隙間のない広い場所ならいいが、だいたいそんな感じにはならない。
冷蔵庫の下や狭い隙間に入られて死んだら、遺体の回収不能に陥る。
Gは結構な確率で狭い隙間の中や、冷蔵庫の下で絶命する。
やつがオスなら未来において大きな問題にはならない。
問題はメスの場合だ。
メスは絶命する間際に20匹くらいの命を宿した卵を産み落とす。
この後に及んで、殺虫剤で死んでいく自分の身代わりに、子孫を残そうと排卵するのだ。
その生命の神秘的な仕組みは勘弁してもらいたい。
その卵が孵って、部屋の中をウロつく姿を考えてみるとなんともおぞましい。
しかし、ニトロ燃料に着火せず、その場でひっくり返るパターンもある。
その場合、ほうきとちりとりで対応する。家のゴミ箱に捨てず、家の外に捨てる。
ちりとりでGを取るときにいつも思うことがある。
魂が抜けたGは小さいなぁと。
話を戻すが、このパターンはジタバタしないので、ラッキーパターンなのだが、
殺虫剤って床につくとツルツルする。
これをきれいにするのが、非常に面倒だ。
私はレンジフードの掃除で使う緑のマジックリンでツルツルを取り除く。
スプレーで駆除するにしても、これがまぁ、なかなかいろいろ面倒なのだ。
ちょっとしたスプレー豆知識だが、Gの羽にかけても効果は薄いようだ。
どこを狙うか?
Gのおなかを狙おう。
Gはおなかで息をしているらしい。
だから、おなかにスプレーすると効果的らしい。
殺虫スプレーも色々とある。
私が持っているのは緑色のゴキジェットプロだ。
薬局で、黒の医薬品ゴキジェットプロが売っていた。
何も考えず、医薬品のほうが効き目があるに違いないと思って買ったが、違いは何なのか?調べてみた。
以下引用 https://news.goo.ne.jp/il/102163/【人類の敵】ゴキブリ退治アイテム…2つの「ゴキジェットプロ」の違い「万能過ぎる機能」に衝撃「目からウロコの使い方」
各地で梅雨入りし、じめじめ蒸し暑い日が続く。暑くなると、ゴキブリが心配ですよね。
遭遇するとゾッとしてしまうが、ゴキブリ退治に効果抜群なアイテムがあります…。
ゴキブリ対策に欠かせない「ゴキジェット」
ゴキブリは、一般家庭でよく見られるクロゴキブリと飲食店などで見かけるチャバネゴキブリがお馴染み。グロテスクな見た目と駆除剤をかけてもなかなか死なない生命力の高さから嫌悪感を抱く人が多い。
「何が違うの?」疑問を抱く人の声も
「ゴキジェットプロ」と「医薬品 ゴキジェットプロ」のどちらを買うべきか迷う人は多い様子。ネット上では、「黒は成分が違うんだっけ?」「緑のゴキジェットと黒のゴキジェットプロ何が違うのかな」「違いや強さが分からない」といった声が散見される。
2製品の違いはどこにあるのか。販売元であるアース製薬に取材を敢行した。
■2つの「ゴキジェットプロ」違いは…
ゴキブリに出くわした際、慌てて叩くものを探しているうちに逃げられてしまうことがある。そんな時、速効性のあるスプレータイプのゴキブリ駆除剤「ゴキジェットプロ(防除用医薬部外品)」がおすすめだ。
アース製薬の担当者は、「秒速ノックダウンできるため、隠れる時間を与えません。ゴキブリが出てきた時は、慌てずにゴキジェットプロをすぐ取り出せる場所に常備して、お使いください」と、説明する。
担当者によれば、ゴキブリは追いかけたり、叩こうと手を振り上げた瞬間、お尻の「尾毛」で空気の動きを感じ、逃げてしまうという。ゴキブリは前にしか進めないため、頭の前方(進行方向)を狙うことですぐに駆除できるそうだ。
一方、「医薬品 ゴキジェットプロ」は速効性と残効性による待ち伏せ効果があるアイテム。
担当者は、「直接スプレーして駆除することと、通り道にスプレーしておくだけで残効成分メトキサジアゾン、誘引成分オレンジオイルの見えない罠でゴキブリを駆除する待ち伏せ効果があります。隠れたゴキブリや外から侵入してくるゴキブリの通り道にスプレーすることで、ゴキブリが薬剤に触れていつの間にか退治できます」と話す。
スプレーを撒く際は、家の中でゴキブリが通りそうな場所や換気口、網戸、窓際、ドアのすき間など、侵入してきそうな場所がおすすめだという。
引用ここまで
これを読んで、待ち伏せ効果のある医療用を購入しようと思った人は、ちょっと考えてほしい。
「誘引成分オレンジオイルの見えない罠」と記載がある。
誘引ってことは、誘い込むってことだ。
例えば、G侵入予防としてドア付近に医療用ゴキジェットプロをプシューっと仕掛けていたとしよう。
これを仕掛けていることで、ドア付近をGが通った場合、誘い込まれる可能性があるってことになる。
それは困る。
ドア付近をGが通った場合、誘引することなく素通りしてどこかに行ってほしいのだ。
よって、医療用は、私の中では選択肢から外れる。
即効性に変わりがない、普通のゴキジェットプロを使っていきたい。
なお、デザインについてだが、スプレーはGのイラストが無いようにしてほしい。
デフォルメされたイラストでも、Gは人を嫌な気持ちにさせる。
G相手だからか、デザインもどことなく品がない。
無印良品の殺虫剤のような無機質で簡易なデザインでいいと思う。
殺虫剤メーカーの皆様、私が作ってみたこの記事のスプレー画像はいかがでしょうか?こんな感じデザインだったらうれしい。
次回予告
#3 ゴキブリのこと 対応策3 毒餌