今年と過去3年の自殺者数
こんばんは。今日もおつかれさまです。
コロナウイルスの第3波について報道が多くされています。
また自殺者数の増加についても報道され始めてきました。
※↓こんなの
各々の判断基準用に公式の統計情報を提供します。
まずは「自殺者数の年次推移」から
昭和53年からバブル崩壊で3万人規模に増えたもののここ最近は落ち着いてきて2万人前半まで下がってきています。
次に去年までの「月別自殺者数の推移」
1月から5月が高く夏から年末に掛けて減っていく傾向というところでしょうか。
で、今年令和2年の速報値を追加したVer
青が令和2年で赤が去年です。
元から年々下がっていく傾向でしたので、令和2年の1-2月が一番低いのは、その傾向が継続しているのでしょうね。
3-6月が低いのは、仕事が止まり時間ができ家族との時間が増えたり、満員電車から解放されたり、様々な支援策の報道に希望があった状態だからなのかなと思います。
私見の概算ですが、多めにみて4月200人、5月200人くらいはコロナで自殺者数が減ったようなイメージかなと思われます。
7月から自殺者数は増えた印象で、7月100人、8月300人、9月200人、10月600人(報道で言っている600人はココ)が例年の数値とここ最近の年々下がっていく傾向を踏まえた増加人数でしょうか。
コロナで減った人数400人、増えた人数1000人。差し引き600人くらい。
上記の数値を見て、これから自殺者数はどうなるでしょうか?
ちなみに例年、自殺者のうち50-60%が無職者です。
自殺の動機の半分が健康問題。経済問題は15-30%程度。
景気が悪いと経済問題が動機での自殺は当然増えるので今年から来年に掛けては30%程度になるでしょうか?
まだ年代別の自殺者数は出ていないようですが、ダメージを受けている業界や大学の状況、新卒採用の情報から若い人の自殺が増えるのではと心配でなりません。
悪いのはコロナです。
コロナの病気としての症状で亡くなる人もいますが、別の原因で亡くなる人もいます。
またお金がなく生活保護を受給することになったり、収入がなくなり自分を認めてもらえない環境で生活せざる負えないことになったり、節約のため習い事を辞めることになったり、したくない仕事をせざる負えなくなる人も増えるでしょう。
病気としてのコロナに打ち勝つことも大切でしょうが、一国民としては「コロナの悪影響に対する最善策」を選択できるようにしていきたいなと思うばかりです。
メディアは現実に起きていることのある一面だけを取り上げるものですので、全体像を把握する努力をしないと「良かれと思ってやったら被害が増えた」になりやすいなと最近特に思います。
ちなみに、
実行再生産数は、1.17だそうです。
第1波の時が2を超えて、第2波の時は2近く上がりました。
おそらく第2波の患者数が下がり切る前に第3波がきたので、患者総数が多い状態で再生産が始まったので、新規患者数としては多く見えてしまっているのでしょうね。
う~ん。医療崩壊は問題だけど、流行が拡大しているとは到底言えないのでは?もしや東洋経済オンラインの実行再生産の統計間違ってる??
現時点での経済を停滞させる厳しい処置は反対だなー。
ワクチンがまだなかったりするから同じってとは言えないんだけど、東アジアにおいては強めのインフルエンザの流行とそんな違わないと思うんだけどなー。
自粛なりしたことで人災寄りの被害の方が既に大きいと思うんだけどなー。
我々ミドルや高齢者より、若い人の命の方を優先してあげたいんだけど、だったら経済寄りの施策だと思うんだけどなー。
(命は等価値だと思っていないので、全てが尊いとしても)
テレビを見ているとツイツイ独り言が出てしまう。。
(見なきゃいいのに……)
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