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感染予防に効果がある経済施策を!

最近の報道では、感染予防(自粛) or 経済対策か? と2択しか無いように錯覚させられますが、「感染予防に効果がある経済施策」も存在する可能性は十分あるはずです。

制度設計した上で西浦教授などにシミュレートしていただき、現在の緊急事態宣言解除後に、試していただきたい。

感染予防に効果があることが実証されれば、今後起こるであろう第4派や、Covid-19以後に発生するパンデミック時の教訓になるはずです。
効果がなくても、現在行っている強めの自粛などを行えば済む話です。

GoToなどの経済施策を推進した菅総理を責める足の引っ張りあいをしている暇があるならば、与野党力を合わせて早期に「感染予防に効果がある経済施策」の制度設計を進めていただきたい。

感染予防に効果がある経済施策とは?

感染予防と経済効果を同時に期待できる施策のことです。
Covid-19に関する過去の経験から分かったことを利用すれば可能であるはずです。
・満員電車ではクラスターは発生していない。
・若年層の死亡率はかなり低く10代までは死亡者0。
・60代以降から死亡率の上昇が目立ち始める。
などなど。

病気としての死亡数者や後遺症、重症者数などによる医療崩壊が問題になるのは当然ですが、自粛による失業や生活保護、自殺者行方不明者数の増加、貧困なども大きな問題なはずです。

そして後者の自粛による被害は報道されづらく、被害の実態すら国民の多くは把握されていないのではないでしょうか?

そして、その両方に同時に効果がある施策を設計することは、重要なはずです。

一例:蜜を避け、高齢者に感染させず、お店の売上を維持する施策

同時に多くの人が同じ空間にいると感染リスクが高まります。
また感染しても自覚症状が弱いあるいは無い若者が移動することで高齢者などに移せば、その高齢者が重症化することなどが懸念されています。

であれば、GoTo時間差イートや、GoTo年齢別トラベルなどはどうでしょうか?

GoTo時間差イート

・飲食店などお店は営業時間を延長し、客数を分散することで蜜を避けます。
・高齢者は17時までに退店すれば、支払いは20%OFF。
・若者は21時以降に入店すれば、支払いは20%OFF。
・お店は、開店前と17時~20時までの間で1時間営業停止し、徹底した消毒を毎日行うこと。
・営業時間延長に伴う人件費の80%を国が補填する。
という施策はどうでしょう?

感染予防となり、お店は座席数の減少を営業時間の延長でカバーできる可能性があります。
高齢者と若者の関わりを減らせます。
営業時間延長により、求人が増えます。失業者が減るのでは?

GoTo年齢別トラベル

GoToトラベルの旅行元、旅行先を時期&年齢別で設定することで、高齢者と若者が出会いにくいようにする施策です。
概念的には、GoTo時間差イートと同じなので、割愛。

私自身、2020年6-12月の間、通勤で毎日新宿駅や渋谷駅で乗り換えしていました。結構な満員も経験していますが、ついに満員電車によるクラスターの話は聞きませんでした。
あの満員電車で感染しないのです、完全に営業しない以外の施策を設計し、スーパーコンピューターと学者様にシミュレーションしていただき、その実現性だけでも、確認していただきたい。

今後のために


自殺者数の情報は調べればある程度出てくるようにはなりましたが、行方不明者数や生活保護などの統計は、まだあまり出てきていません。
どの程度大きな被害になっているか?今後なるのか?分かりませんが、外国のマネばかりせず、自国で効果が期待できる施策の設計と検討をお願いしたい!
東アジアは米国やEUと比べて、Covid-19の被害が軽い地域です。
その対策が同じで良いわけありません。

いただいたサポートは息子の学費の拡充に充てさせていただきます!