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タイトル発表から一週間後に放送される謎のアニメ!?調べてみました!

2021年10月5日、とあるアニメが発表された。

タイトルは『闘神機ジーズフレーム』。

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このアニメ、放送は10月12日からだという。...今年の。

タイトル発表からお茶の間に届くまで、実に一週間

通常、アニメが発表されてから放送されるまでの期間はだいたい半年から一年程度なのです。Jinmenusagiも驚きのスピード感。

更に公式サイト公式Twitterを確認しても、スタッフ欄には「監督」や「制作会社」の情報が一切書かれていない。見栄を張りたくてFacebookの「交際ステータス」の設定をずっと秘密にしていた私とはワケが違います。そんな相手いないのに。

発表からわずか一週間で放送が決まった異例さと、隠された制作者。これらの謎を解き明かすべく、我々はアマゾンの奥地へと向かった──。


どんなアニメ?

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いわゆるロボットアニメです。あらすじは以下の通り。

21世紀の終わり。
人類は新たなエネルギーを手に入れ、目覚ましい経済発展とともに宇宙開発に乗り出すが、突如、未確認生命体ネルガルの襲撃に遭う。
地球連合軍はネルガルに対抗するため、世界中の遺跡から発掘された古代ロボット兵器G’s フレームと、その操縦が可能な少女達エンシエントガールズからなる「AG部隊」を結成。
しかし第1次AG部隊は多くの死者を出し、4号機のパイロット南宮 麗雨(みなみや れいう)は行方不明となった。

時は流れ、主人公南宮 麗香(みなみや れいか)は、姉の麗雨を探すためAG部隊に志願する。
仲間たちとの友情、古代ロボット兵器と交わす絆、ネルガルとの決死の戦い。少女たちは多くの涙を乗り越え、人として、そしてパイロットとして、大きく成長していく──。

公式サイトより参照)

人気がある「女の子×兵器」の組み合わせと凝ったSF設定、可愛らしいキャラクターデザインも相まって十分に期待できる内容ですね〜。

OP曲は空白ごっこの『』、ED曲はMARiAの『Galactic Wind』。個人的に空白ごっこ大好きなので嬉しいです。是非聴いてみてください。


誰が作ったの?

前述したとおり、ホームページやSNSには監督や制作会社の情報がマジでありません。そんな作品見たことないぷっぷ〜、ということで調べてみました!

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ジーズフレームのジーはガールズのG。

元々『闘神機ジーズフレーム』は、七霊石(七灵石、セブンストーン)という中国のアニメ制作会社が2018年に企画し、2020年5月に発表された作品だという。急遽作られたものじゃなかった!

(ソース:http://www.qilingshi.com.cn/web/index.php?s=/h5/index/newsDetail&article_id=10046

PVは中国の動画サイトbilibiliで公開されています。観たい方はこちら(https://www.bilibili.com/bangumi/play/ss35221/)

七霊石のWikipediaを見ると、2011年に設立されて以降、『進撃の巨人』や『映像研には手を出すな!』などの人気日本アニメの下請けとして参加している。実力と信頼のある会社だ〜。

発表時のタイトルは中国語で『斗神姬』。直訳は「戦争の女神」とか「神々の戦い」とかです。また、英語タイトルは『Ancient G's Frame』で、Twitterでの公式ハッシュタグが「#agf_anime」になっているのはこのため。


さらに七霊石の設立者である龚震华(ゴン・ジェンファ)さんが、このアニメの監督(総合演出?)を務めているとの情報も。

(ソース:https://zh.moegirl.org.cn/%E9%BE%9A%E9%9C%87%E5%8D%8E

彼は日本のアニメ制作会社であるテレコム・アニメーションフィルムに働いていた経歴があるので、他の中国産アニメと違ってスタッフに日本人が多く参加しているのも納得がいきます。


何故こんなことに?

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上記のことから、とりあえず安心できるスタッフ達であることは分かりました。

では何故"放送一週間前に発表"され、"監督と制作会社の名前が隠蔽"されているのか?

それどころか、日本人のスタッフしかクレジットされてないようなので、中国制作であることを隠しているのかな。

私は勝手に「何らかの大人の事情により中国で放送できなくなり、急遽日本で放送が決まった」のかと思っていたのですが、どうやら中国でも『斗神姬』のタイトルで日本と同日程に放送されるそうです。ふむ...。


余談ですが、作画崩壊で有名な『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』というアニメがあります。中でも第8話は作画がマトモだったため、作画崩壊を期待した視聴者を退屈させたことがあったのですが、そのエピソードに参加していたのが七霊石という会社。元々アニメPV制作が得意だということもあり、作画・動画には自信があるだろう。

アニメ制作における肩書きというのは曖昧になりやすいので、誰が監督で制作スタジオはどこなのかハッキリ言うのは難しいため、隠しているのではなくできないのかもしれませんね。

私自身、他に似たような例を見たことがないので、なぜこんなことになったのかは正直分かりません。何か情報がある人はコメント待ってます!


まとめ!

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・制作会社はおそらく「七霊石(セブンストーン)」
・監督はおそらく「龚震华(ゴン・ジェンファ)」さん
・キャラクターデザインが可愛い
・中国のサイト調べるの大変
・5億円欲しい

いかがでしたか?

アニメ『闘神機ジーズフレーム』の放送は2021年10月12日より、毎週火曜19:00から!詳しいことは公式サイトまで!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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