【構造化】ChatGPT生みの親、アルトマン氏が抱える矛盾
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記事の文章の構造化
「アルトマン氏が抱える矛盾」とは??
本文でアルトマン氏が抱える矛盾は、次のように書かれている。
正確には、「アルトマン氏が抱える矛盾(があると感じている人がオープンAIの内外にいる)」という感じかしらん。主語がわかりにく記事タイトルでしたね。
Sam Altmanは至ってクリアな見解
ロシア出身のMITの人工知能研究者で、ポッドキャストとYouTubeで著名なLex FridmanとSam Altmanは対談している。
Sam Altmanは、次のような内容を語っている(1:13:33 - From non-profit to capped-profit)。
「OpenAIは二階建ての組織構造を持っており、親会社はNPOで子会社が株式会社である。株式会社は、投資家、社員に上限付きの固定利回りが支払う。その支払い後の利益はNPOに全て還元される。利益を追う必要のないNPOが株式会社に対して支配的な選挙権を持ち、株主の利益に反する決定が可能である。」
つまり、利益が出た場合の多くはNPOが受け取る形となっていて、またNPOは、営利株式会社の株主の利益に反する決定も可能という強い支配権を維持している。
もし「アルトマン氏の矛盾」とするのならば、オープンAIの「オープン」の部分かもしれない。たしかにChatGPT-4の規模とアライメントに関するクローズドな姿勢が見られるから。ただクローズド批判をかわす上でも、GPT-5が出ればGPT-3系の情報を公開、GPT-6が出ればGPT-4系を公開するというような感じになるではないかという気もする。
ひとりごと
なんのおまけでもないけど、この投稿での最後で「OpenAI Co-founder Greg Brockman on ChatGPT, DALL·E and the Impact of Generative AI | SXSW 2023」を次の記事にしたいって書いているのにやってないわ。