【深読み解説】SmartHRの爆速成長は「SaaS冬の時代」に終わりを告げるのか
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今月3月11日、SmartHRは、同社のSaaS ARRが2024年2月時点で150億円に達したことを公表しました。
ARR150億円という絶対額もさることながら、YonY+50%という成長速度はfreeeやSansanなど先駆者の同時期を上回るもので、T2D3達成以後も順調な事業拡大を続けてきたことが明らかとなりました。
従来から提供している労務管理SaaSに加え、タレントマネジメントや従業員のスキル管理など複合機能を拡充し、HR Tech全域にサービスを拡充していることが成長を押し上げていると見られます。
今回のSmartHRの公表内容は単に「順風満帆な拡大」というだけでなく、SaaSスタートアップが「冬の時代」を乗り越えることができるのか、という観点でも重要な進捗だと感じ、この点を解説していきたいと思います。
SaaSバブル絶頂期に大型調達をしていたSmartHR
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