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私が読みたい、読んでいた育児雑誌

一人目の子どもが生まれた15年以上前、育児雑誌を定期購読したいな、と思い、amazonを検索したのですが、ぴんとくるものがなかなかありませんでした。

いわゆる「女性誌」的な育児雑誌は、どうにも「広告」と「口コミ記事」が多いのです。読むと育児グッズのトレンドはわかるのですが、私が知りたいのは、科学的な根拠のある育児情報でした。

そこで、雑誌定期購読オンライ書店Fujisanを検索した結果、
・赤ちゃんとママ社の『赤ちゃんとママ』(今の雑誌名は『赤ちゃんと!』):現在385円
・診断と治療社の『チャイルドヘルス』:現在1,870円
の2冊を見つけ、これらを定期購読することにしました。

『赤ちゃんと!』は、いわばパンフレット的な薄い雑誌で、表紙が芸能人等の著名人の親子写真で、なごみます。
広告は非常に少なく、専門家のアドバイスが記事の中心です。どの記事もコンパクトで、ちょっとした隙間時間で読みやすかったです。

この雑誌は、会社の健保組合が出産祝いとして1年間など無料配布する、という使い方が多くなされているようです。だからこの厚さ(薄さ)なのかな?
そして、だから?、書店では売っていないようです。

特集
 『私の心』を守るために

~赤ちゃん・からだ・健康~
 カゼ・呼吸器系の感染症
 ■今回のお悩み「せき・鼻水などのカゼ症状の受診とケア」

とり分け離乳食で
 赤ちゃんといっしょごはん
 ・じゃがいもとツナのさっと煮
 ・サモサ
 ●11月の旬の食材
 ●よくある離乳食のお悩みQ&A

『月刊赤ちゃんと!』2024年11月号 目次より


『チャイルドヘルス』は、毎回の特集に10人規模の専門家が記事を書く、という、非常に読み応えのある雑誌です。出版社が医学書出版社で、「偏見によらず,科学に裏づけされた内容」を特色とする雑誌です。
これも専門雑誌扱いなので、よほど大きな書店でないと売ってなさそうですね。

【特 集】
子育て支援に活かそう!アタッチメント
(企画の言葉)
1 アタッチメントとは何か,何をもたらし得るか?
2 アタッチメントの世代間連鎖
3 アタッチメントの評価
4 アタッチメントを阻害する要因~気になる親子の背景の理解のために~
5 妊娠期から考えるアタッチメント
6 アタッチメントの視点からの子育て支援
7 アタッチメントの障害~保育所・幼稚園での気づきと対応~
8 アタッチメントの障害~小学校・中学校での気づきと対応~
9 社会的養護とアタッチメント
10 アタッチメントの障害と発達障害
11 非行とアタッチメント

『チャイルドヘルス』2024年Vol.27 No.11 目次より

で、これら雑誌も買わなくなって久しく、
久々に今の育児雑誌はどんな感じかな〜、と検索してみたのですが、この2冊と同じような新しい雑誌は出現してないようでした、見つけられませんでした涙。

『チャイルドヘルス』の毎号の特集テーマをみると、どれも非常に興味深いです。
実の子どもとは直接関係がなくても、たまに単号購入することもあります。
唯一の欠点はお高いことでしょうかね苦笑。専門家がこれだけおおぜい参加されている雑誌だから仕方ないのでしょうね。


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