水滴の集まり

ぐんと寒さが増してきた。毎朝玄関から出て はぁ と息を吐く。吐き出す息が白い時はなんだか嬉しい気持ちになる。春夏秋は息を吐いても見えない気体だけど、唯一冬だけは あたたかい が白い息で伝わる。そんな冬がなんだか好きだ。吐き出す息が白くなってきたのはいつの日だったっけ。今年は、吐く息が白くなった日も分からないまま。2024年は私にとって多忙な1年だった。「学生」という立場から「社会人」への立場へと変化した。就活に国試、そして本格的にお仕事に勤め始めてもうすぐ一年になる。その中でもやっぱり喜びや悲しみは沢山あって日常的にINIの存在やメンバーの言葉に救われていたから、ここ年末まで来れた気がすると思っている。だから、この1年をINIとともに振り返る。と書いてたらもう、年が明け2025年に!みなさんあけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

悪戦苦闘
まずは国試の話で、なんというか年末の時点で模試は確実に落ちるだろう点数を取っていて、あと1ヶ月ちょっとしかないのに、と焦りまくりで心の余裕はもちろん無し。落ちるのかな、みんな受かって私だけ…って悲観的になってしまったそんな時にフェンファンのブログ「新年の挨拶」の通知。フェンファンの抱負が「自分の納得する生き方で1年間頑張る」その言葉に心動かされ、やるだけやってみよう、もしも不合格だったとしたらそれまでの実力しかないんだ、悔しいし苦しいけどまた1年頑張るしかない。あと1ヶ月一生懸命頑張ってみようと自分を鼓舞し、その中でもいちばん聴いていたINIの曲の「HERO」。私自身WANIMAの曲をよく聴くけれど、WANIMAの楽曲の良さって底抜けに明るい曲調と聴き終わる頃は頑張れる力がもらえる。HEROの終盤の歌詞で芸能界・アイドル界という荒波にINI一丸となって今までとこれからの全てを賭けて挑むという決意を私たちに示してくれる感じがなんというか、儚くて、。

「茶化したりしないで本当の 捨て去ったネガティブ最善を 理由がいるなら後にする 仲間と茨の道をいく 時間に限りある don't you know 全てを賭けて信じ切る My road No-No-No, don't worry 奪うより与える」

他に、好きな歌詞が「世界の真ん中はここにあって」で、俺たちが世界の真ん中だ!!ということじゃなくて「自分の世界の真ん中は自分、だから自分の好きなようにしていいし自分に賭けていいし諦めなくていい」という感じに聞こえ、自己解釈していて人生最大の試験に挑戦しているから勝手にこの歌詞に救われた。試験会場に行く際のバスでもHEROを何回も聴いて何度も涙を流して自分を信じることしかできなかったから本当に辛かったけど乗り切ることができた。
合格通知が届くまでの1ヶ月はドキドキしながら過ごして悲観的になってたけどINIの曲の「TELEBISION」の歌詞にある「大丈夫笑ってよ ここにいるよ」でたくさん、たくさん励まされた。


結果的に合格してたから本当に嬉しくて安心したし、諦めずに頑張ってきて良かったなと思った。あの時フェンファンの抱負をみて頑張る力をもらえた。本当にありがとう。この試験が過去1の自信にも繋がった。

安居楽業
いつの間にか「社会人」になっていた。就活して卒論書いて卒業式を経ている。学生から社会人になった途端に見た目が大きく変わったわけでもなく、レベルアップしたわけでもない。大きな階段を上がったというよりも、なだらかな坂をゆっくりと休憩して進んで行った結果という気がする。だから、いつの間にかと感じるのかもしれない。でも、個人という立場から会社の一員という責任感や立場を持った。その時に通知が来たフェンファンのブログ「枠の外~Earth Day Special~」誰もがなにかのマイノリティ。自分が持っている考えは隣の人と真逆かもしれない。本人の気持ちは本人しか分からないが、工夫し考慮しながらも配慮する。その献身的な姿勢が両者にあれば傷も無く、癒えるのだなとフェンファンのブログを読んで改めて考えさせられた。自分の固定概念を取っ払って相手の気持ちを受容。日常や仕事中、学ぶことが多かった。


救われた言葉や曲

あなたの味方だよ

誰にも無視されないくらい大きくなっていきたい

どんな選択肢でも君ならきっと輝ける

正直口だけはどうとでも言えることあると思うけど、フェンファンの信頼感は半端ないし、「誰にも無視させない」という言葉が核心ついていて、とても頼もしいし、強くて優しい寄り添ってくれる言葉をいつもありがとう。
フェンファンの紡ぐ言葉はとても美しい。中国から日本へやってきてアイドルとして活動してるフェンファンだからこそ「どんな選択肢でも君ならきっと輝ける」という言葉をフェンファンも大事にしてるのだと思う。日本でINIとしてデビューしてくれて本当にありがとう〜!!


フェンファンがカバーした曲 ZINさんの「On My Shoulder」仕事から帰宅後ラフな格好に着替えヘッドホンとスマホ片手に河川敷を散策しヘッドホンを耳に当て瞼を閉じてフェンファンのカバー曲を聴いた「lay your head on my shoulder」の入りから暖かくて「ありのままの君を愛して」包容力ある柔らかい歌声で涙が出た。暗くなるまで空を見ていたくていつもより長く散策していた7月16日を思い出した。映像と一緒にみたらお洒落で感傷的で切り替わるごとにフェンファンがジャケットやネクタイを変えて、背負ったものを分け合うところを表しているのが素敵。
なんというか私めちゃくちゃ人の顔色伺うタイプで仕事でも気を遣わないように、先輩方が少しでも楽になるようにと全部自分で上手く立ち回るような行動してると、疲れてきちゃったことが一度だけある。そして、自分ひとりで立ち回ってるとリスクを伴うことに気づいた。そんな時動画内で「肩の力を抜いて きっと大丈夫」そのフェンファンが書いた言葉で少しだけでも人に頼ろう、気楽に仕事いけるようにしなきゃだなと思って行動した。先輩に頼むとなると勇気がいって頼んだとしても不服そうな顔をする人もいれば「OK!やっとくね〜」という人もいる。でも言ってみると後者の人の方が多いことがわかった。また、多重課題への対応力をもっと身につけないといけないことがわかった。自分で出来るところはやって、自分で出来ないところは人に頼る。そう、きっと大丈夫。

前に道があったとしたらフェンファンって先に道を歩いているようにみえるけど、実際は横に並んで寄り添ってくれる気がしていて。「今」を大事にする人で自分を愛してくれる人を大事にする、自分の人生一瞬一瞬を本当に大切にしている人なのかなと。私の勝手ながらの解釈。


今年一年、またフェンファンの言葉に救われるのだろうなと考えるとワクワクしてきた。


それでは、今年もよろしくお願い致します。

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