『熱心』と『しつこい』の明確な違い
本日は、最近体験をした、「熱心」と「しつこい」の違いについて実体験をもとにお話していきます。
熱心としつこいは紙一重のようでいて、「相手がその情報を欲しているかどうか」によって大きく変わります。
以前、私は職場で新しい業務改善ツールを提案したことがありました。そのツールがとても便利だと感じた私は、使い方を上司に何度も説明し、試用の手助けもしました。上司が実際に使い始め、業務が効率化されたとき、「君の熱心さのおかげだ」と言われました。この場合、
私の行動は「熱心」だったのです。
しかし、別の部署の同僚に同じツールを勧めたとき、相手は「今のやり方で特に困っていない」と言いました。それでも私はその便利さを伝えようと何度も話を持ちかけてしまい、最終的には「押し付けがましい」と感じさせてしまいました。この違いは、相手の立場やニーズを理解し、それに応じた情報提供ができたかどうかにあります。熱心さは相手に喜びや価値をもたらしますが
しつこさはその逆になるのです。
いかがだったでしょうか?同じことを勧めているにも関わらず、その人が求めているか、求めていないかによって感じ方が180度変わってしまうのです。
また、自身がおすすめと感じてしまっているあまり、相手の心情を考えずに熱弁してしまうのも気をつけなければいけない点です。
私もしつこくならないように気をつけます。
最後まで、ご覧いただき誠にありがとうございました。