不二家レストランと、わたし

私の家族は、誕生日には毎年必ず、
不二家レストランにて、家族みんなでお祝いする。といった風習があった。

不二家レストランでは、特別な素晴らしいバースデーサービスがある。

不二家レストランのバースデーサービスは、
まず、陶器製の可愛いペコちゃんケーキが出てきて、ロウソクをフーッと消すと、おめでとうございます😆👏🏻と店員さん達がお祝いしてくれる。

そしてチェキを撮ってくれる。チェキのフレームはもちろんペコちゃんとポコちゃん。

撮った写真は可愛いバースデーカードにしてプレゼントしてくれる。

私が小学生になった頃には、陶器製のケーキと共に
(※)ダンシングペコちゃんも出てきてくれるようになり、より一層盛大にお祝いしてくれるようになっていた。

(※ダンシングペコちゃんとは、赤いボタンを押すと、テーブルの上で黒いスーツに赤い蝶ネクタイを締めたペコちゃん人形が、えらい派手なバースデーソングに合わせて踊ってくれるスペシャルな演出)


こんなに盛りだくさんでステキなサービスを、
不二家レストランは無料でおこなっているんだ。
スゴすぎやしないか？
行ったことない人は、是非行ってみてほしい。



私の家族は、みんなでご飯を食べるということ自体が、とても特別だった。
だからこそ、不二家レストランに行ける誕生日が
心の底から大好きだった。

食事を終えて、帰る時には不二家の生菓子やお菓子、ペコちゃんグッズを沢山買ってもらえるのも幸せな思い出のひとつになっている。
私にとって、家族全員で買い物をすることも、また特別だったからだ。

大人になっても誕生日は家族みんなで不二家レストラン行こうね！と帰りの車で無邪気に言っていた。

こんなにも不二家レストランが大好きな私だが、
不二家レストランの皆様に、ペコちゃん達に、そして家族にお祝いしてもらう誕生日は、１２才の誕生日が最後となってしまった。