ラテ 診断結果

1.鼻骨異常
2.食道拡張症
3.1と2の合併症によるガス溜まり

検査内容は麻酔無しでのCT撮影


1.鼻骨異常
鼻に不要な骨がありました。
こちらは中高齢のデグーに発症する事が多く、11ヶ月のラテは先天性のものである可能性が高いという診断。

2.食道拡張症
こちらも鼻骨の異常と同様、基本的には中高齢のデグーが発症する為、ラテの場合は先天性の可能性が高いとの診断。
胃へ繋がる食道が開いたままの状態のため、食べてもそのまま吐き戻してしまう。

3.ガス溜まり
鼻骨の異常か食道拡張症、或いは両方のせいで口呼吸となりお腹にガスが溜まっている。

鼻骨に関してはリスクを覚悟での手術は可能。
成功例もかなり少ないが存在する。
しかし、食道拡張症についてはデグーのような小さな生物では処置する術が無い。
ガス溜まりについても、ラテの場合は鼻骨異常と食道拡張症があるため、抜いても1日で溜まってしまう。


今後の方針として獣医師からの提案は、
・緩和治療を行い、結果的な衰弱を待つ
・リスクを覚悟で鼻骨の手術を行う
の2択ではあるものの、食道拡張症の根治が不可能なため前者をとるほか無い状況です。

ペット用酸素ハウスをレンタルし、投薬していくことで多少はマシになるかもしれない。というお話でした。

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