#00 はじめに - インターネットの成熟過程と並走してきたオタクの話

こんにちは、ねぇさんです。はてブのエントリーを移植してから本題の記事を書こうと思ったんですけど、ひと記事移植してみて「これは不毛…」となり…。はてブの時に書いた記事は自己紹介記事に追ってリンクを貼ることにして、もう早速本題を書き始めることにしました。

noteに書こうと思ったもの、それは私のオタク遍歴と、その時にどのような方法でオタク同士のコミュニティを作り、コミュニケーションしていったのか、その方法について。私のオタク遍歴の方はあくまで年表を表す役割に過ぎず、どちらかというとコミュニティやコミュニケーション方法が中心の話になるかと思います。

なんでオタク遍歴そのものじゃなくて、コミュニティやコミュニケーションの話なの?と思っていませんか。一応ね、きっかけがあるんですよ。なので今回の記事はこれを書こうと思ったきっかけについてお話しします。


きっかけのきっかけ

最近、友人の紹介であるインタビューを受けました。自分の事、特にこれまで夢中になってきたもの(オタク遍歴)について順を追って話す中でふと、夢中になっていたものがどれだけ魅力的だったかを語るのではなく、その時同じものを好きだった人同士どのように知り合い、どのようにコミュニケーションをとり、どうやってコミュニティを作っていったかを添えて話している自分に気が付きました。

どうしてそんな話を添えたんだろう?その時は無意識だったけど、何か理由があるはずだ。その理由について書く前に、少しだけ私の昔話を聞いてほしいなーっと。

インターネットがやってきた97年

「はじめまして」の記事を読んだ方はご存知かと思いますが、私がちょうど中学3年生の時(1997年)に我が家にPCが降臨し、インターネットが開通しています。えっ、ミンギュ ※SEVENTEEN が生まれた年じゃん。怖い。

当時はWindows95が登場して2年。'インターネット'という言葉もニュースでもよく取り上げられていました。興味があった私は「中間テストの成績が良かったらPCとインターネットを我が家に導入してくれ」と両親に頼み込みました。インターネットをやっている人は、同じクラスに1人いるかどうか、みたいな時代だったので、いち早く体験したいという気持ちもあったのかもしれません。

この時の私は既にオタクとして開眼し(スクエアのRPG・ぷよぷよ・ドラゴンマガジン系ラノベなど色々)、コミケに行き出して早数年という状態だったので、インターネットとPCを手に入れたらやりたい事なんて決まっていたのです。好きなゲームやアニメ、アーティストのホームページが見たい。これ。この熱意もあり、見事にその環境を手に入れたのが、前述の通り中学三年生の時です。

並走が始まる

そこから今日まで、飽きる事なくずっとインターネットを使っているのですが、私のオタク遍歴、インターネットが成熟していく過程とほぼ並走しているんですよね。成熟していく過程ではもちろん、インターネットを介したコミュニケーションやコミュニティの作られ方も変化していきます。思い返してみれば、同じファン同士で盛り上がっていた方法も、ファン仲間と何がきっかけで知り合ったのかも、私が辿ってきたオタク遍歴ごとにかなり異なります。一方で、当時のあの現象は今も形を変えて存在しているんだな、という気付きもありました。

これ、なかなか面白い変化の時期を体験をしているんだな、と思うのです。インタビューでオタク遍歴の話をするはずが、当時できた友達とどうやって知り合いどうやってコミュニケーションを取ってきたのかの話が口をついて出てきてしまうのも、私としてはすごく納得でした。


ということで

久しぶりに自分でも面白い気付きを得たインタビュー。もちろん異なる目的があってのインタビューだったのですが、せっかくなので、私が体験してきた変化をしっかり記録しておこうと思い立ち、今に至る…と。そんなわけで、noteでは、インターネットが成熟していく過程で、私というオタクがどのようにコミュニケーションをとり、どのように自分のコミュニティを作ってきたかを不定期に書いていこうと思います。

一度に書くには長くなりすぎるので、少しずつ、いくつかの記事にわけることになると思います。もちろん、何のオタクかに左右される経験もあれば、未経験のこともたくさんあると思うので、「これは私の場合の話」という視点で読んでいただけると嬉しいです。また、それなりに個人的な話も出てくるので(もちろん友人達の名前は全て伏せるので安心してね)、内容によっては有料にする場合があります。noteさんありがとう、機能活用します!

さぁ、はたして直近の私にたどり着くことができるのか???!?!無事に完走できることを祈って、次回の投稿をお待ち下さい。


☆次回: #01 オタク遍歴サマリ

つづく!

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