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河原家の2ケ
仕事が少し嫌になるこの頃、やる気を無くした自分がぼんやり書類に目を通していると、一文が目に入る。
河原家の2ケ
美術館に堂々と君臨する像を思い出す。凡そ想像つかない、背中に羽が生える事。仮に生えてもろくに動かせそうにも無いあの羽。
美術館に行きたい。
静かで少し寒い美術館に行きたい。
電車はいつもの駅より少し先に進む。乗り換え。行き着く先には無いけど美術館には違い無い。
日が長くなったのを感じる。
何故かシャガールのグリーンバイオリニストを思い出す。
クプカの作品がある。自分はクプカが大好きだ。
どの作品も脳みそと頭蓋骨の間に映り込む作品。
絵を見て、目を閉じると頭の後側に転写される。写真より現物を見てほしい。
この作品を見てなんてほっこりしているんだろう?と感じたので解説を読む。失恋した友人を慰めるためにこの絵を描いてドアに飾って居たらしい。
今回の展覧会の目玉の作品のひとつ。とても幻想的に見えるけど、実物を見ると緻密な作品でとても几帳面で計算された作品に見える。不思議。
これ程写真や印刷に不向きな作品は他に無いのでは?と思う。
画面からはらりと落ちそうなこの線。実物じゃないと経験できない。
この作品は相当大きい作品。飛び出している様にも凹んでいる様にも見える作品。人気が無くていつも素通りされてしまう。
さて、ダラダラ作品紹介してもキリがないので、ここで終わる。この作家が好きなんですが、不思議に自分が同性愛の方の作品が好きで、写真ならロバートメイプルソープとか。
ウォーホルの写真。
当たり前だけどとても上手い。美の感性が違うんだろうな。
最後までいたのですっかり夜。
明日も会社。
早めに寝ましょ。
河原家の2ケ は 家と2ケしか接点無いじゃん。