【縦読みマンガ最新情報】BTS『7FATES: CHAKHO』、ヤバいプロジェクト、IPモンスターほか【2022.01.21】
こんにちは!コピンコミュニケーションズジャパンのハツミと申します。コピンは、今流行りのスマホ最適化された縦読みマンガ、通称WEBTOON(ウェブトゥーン)を制作している会社です。
本noteは、最近国内で話題のWEBTOON(ウェブトゥーン)に関するニュースをピックアップして、週1でご紹介するものです。ウェブトゥーンを描いてみたい作家様、業界関係者様のためになるようなニュースをピックアップしていきます!
▼ 前回の記事 ▼
-------- 以下、ニュース記事 --------
BTSのWEBTOON 公開から2日で累計閲覧数(PV)1500万回を記録!
皆さん、1月15日にLINEマンガにて公開された、BTSのWEBTOON『
7FATES: CHAKHO』はご覧になられましたか?
同作品が、公開から2日で累計閲覧数1500万回を記録したそうです。10カ国語での同時配信という大規模プロジェクトだったので、その数字も納得できます。
私は普段BTSを聴かず、メンバーの名前も一人二人知っている程度だったので、BTSを意識することなく純粋なファンタジーものWEBTOON作品として楽しめました。1話は各キャラのビジュアルをよく魅せるために「ズバァ!」や「ドバァ!」というアクションシーンが多用され、インパクトある仕上がりになっています。
しかし、私の周りのBTSファンからすると、「誰が誰なのかわからない」「アクションシーンいらない」などの声も上がっていたため、ファンの間でも賛否あるようですね。
実際、WEBTOONの描写もインパクトがありストーリーも面白いので、このWEBTOON作品を好きになってから、BTSを聴くようになるという人も増えそうです。
このプロジェクトは、NAVERのSUPER CASTINGというIP活用プロジェクトの一環なのですが、もはや「アイドルがWEBTOONになった」という認識よりも、「BTSというIPが、実写とWEBTOONで展開された」とみる方が正確なのかもしれません。
カカオ漫画プラットフォーム「ピッコマ」、非ゲームアプリ消費者支出のグローバルランキング6位
ピッコマが世界のアプリランキング(App Annie情報) 非ゲームでのランキングにて、消費者支出世界6位になったそうです。簡単に説明すると、ゲーム以外のアプリなのにめちゃくちゃ課金されて世界6位になったということらしいです。
また、Piccomaは世界の漫画アプリランキングでも1位になっています。
LINEマンガを追い抜いてから、piccomaの勢い止まりませんね…。
日本の映像を引っ張ってきた監督たちの新プロジェクト『SUPER SAPIENSS』始動!
私は人の名前に疎いので、参加してる監督名をグーグルで調べ、携わった作品をWikipediaで見て驚きました。このプロジェクトのすごさがよくわかんない人は、監督たちのWikipediaみてください(笑)
そんな日本の映像・エンタメを引っ張ってきた人々が、新プロジェクトのスタートとして、WEBTOONを企画しているそうなんです。
また、同プロジェクトは、DAO=”自律分散型組織”というもので動いていくらしく、なんでもブロックチェーン技術でトークンを発行し、プロジェクトの議決権を分配したりと、いろいろ難しいことをやっていくようです(笑)
いままでもエンタメ業界においては、オンラインサロンなどでアイデア段階からプロジェクトに参加できるような、参加型のプロジェクトが流行っていましたよね。DAOは、それにブロックチェーン技術を追加し、さらに管理しやすくした感じなのでしょうか?うーん!わかりません!!!
いろいろ真新しいワードが出てきて頭がこんがらがりそうですが、注目すべきなのは「日本の映像監督たちがWEBTOONを作る」ということ。
こんな一大プロジェクトが動くわけですから、日本国内でもWEBTOONの可能性が見出されつつあるんでしょうね…!
ネイバー、カカオ IP争奪戦激化
※こちら海外の記事のため、Google等でご覧ください。
世界のWEBTOONプレイヤー2強といえばカカオとネイバーですが、両社ともにIPをWEBTOONで展開していくという戦略は同じらしく、世界で激しいIPの争奪戦が繰り広げられているようです。
そんな背景もあって、両社は良質なIPの獲得のために、各国で小説プラットフォームの買収やWEB小説のコンペなどをバンバン行っているのです。同記事はそれについて書かれた韓国の記事です。WEB小説のIPは、映像にもWEBTOONにもできるため、展開の幅が広いのでしょうね。
小説IPを獲得する他にも、NAVERでは上述したSUPER CASTINGプロジェクトにて、MARVELやDC、はたまたBTSといった世界規模のIPと提携することで、IP活用をアピールしています。強い。
もはや、ネイバーとカカオはただのWEBTOON関連の会社ではないのです。IP活用モンスターなのです―――。
韓国で「ウェブトゥーン脱出テーマパーク」公式オープン
韓国の永州市にて、人気ウェブトゥーン作品をモチーフにした脱出ゲーム施設がオープンしたそうです。
\誰がいくんじゃい!!/
と突っ込みたくなるような記事ですが、同施設は案外、MZ世代からの人気は高いようで、結構賑わっているそうです。
日本でも漫画関連のショップや、漫画とタイアップした展示が賑わっていることもあるので、それと同じ感覚なのでしょう。
日本国内ではこれから国産WEBTOON作品が出始めて流行るかも!という状況ですが、韓国内では脱出ゲームができるくらいWEBTOONが定着しているんですね。差が凄い。
-------- ニュースおわり --------
本noteが少しでも皆様のウェブトゥーン理解の手助けになれば幸いです。コピンでは毎週、こういった情報を発信していきますので、ぜひ、シェア、フォロー等していただけますと助かります!
また、ニュースまとめ以外にも弊社では、ウェブトゥーンに関するnoteをいくつか書いておりますので、よろしければそちらもご覧ください。
弊社コピンでは、世界に届く日本産のウェブトゥーン制作に日々励んでおります。「我こそは、世界を轟かすウェブトゥーンメーカーになる!」という志の方がいらっしゃいましたら、ぜひ弊社にご連絡ください。
作家様、編集者様、グラフィックデザイナー様、CGアーティスト様、とにかくウェブトゥーンを描いてみたいクリエーターの方々のご連絡お待ちしております。