ばあばの生き方に惚れた話
先週末、栃木の益子町で行われている陶器市に行ってきました。
もう、スキが溢れていてたまらん空間。
1つも同じ色がない、1つも同じ形がないという焼き物の”いびつさ”に惹かれるんだろうな。この子わたしと同じ匂いがする!みたいな感覚で器を選んでる。
それで、陶器市に行ったあと益子にある友達のばあばのお家にお邪魔させてもらった。
ばあばは82歳で、1人で住んでるんだけど、お家の至る所にお花が飾られていて、パンもケーキも自分で作っちゃうし、チークも口紅もちゃんと塗っていて、笑うと目尻がぎゅーって下がって
ほんっっっっっとうに素敵。
師匠と呼ばせてください。
という感じで、会ってすぐに崇拝の気持ちが生まれちゃったので、ばあばはなんでこんなに素敵なのか観察してみた
スキをちゃんと追い求める
蘭展とか美術館とか好きな空間に遠出して1人でも行ったり、切り絵とかパンとか気になったことを、始める年齢を気にせず習いに行く。
気ままに過ごす
鼻歌を歌ったり、思い立ったら散歩をしたり、喋ってる途中でどっか行っちゃったり(笑)
友達がファンキー
82歳で新車を買ってドライブをエンジョイしてたり、素敵なワンピースを着てお洒落を楽しんでいるかっこいい友達がいる
たまにブラックジョーク(笑)
実はね、、って話してくれる。でもねそれも上品なの。ユーモアのあるブラックジョークで人間味があって最高。
女でいることを楽しむ
お化粧もしてるし、服も自分に合った色とかスタイルがよくわかってる。ちょっとした仕草も女性らしくてすっごく可愛い。
こんな感じであげたらキリがないのだけど
素敵すぎません?
そして、わたしはどうしてこんなにも素敵なおばあちゃんとかおじいちゃんに惹かれるのだろうって改めて思った(笑)
友達に、目標遠すぎない?って言われて
ほんとにね、遠いよね。
最終的にこうなってればいいやっていう猶予というか余白があるのがいいのかもしれない。
だって近い未来を想像できたらつまらないし
5年後どうなっていたい?とか聞かれても、そんなの想像できない自分になっていたいから聞かないでほしい (こじれている)
80歳にどうなっていたい?って聞かれたらいろいろ話せるのにね
とにかく、ばあばは間違いなくわたしの理想だった!
私も自分のスキを大事にして、ばあばのような80代を目指そう。
おわり。
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