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「2021秋コラボ 陶芸家小川綾:コラボ珈琲カップに込めた思い3」
珈琲くるるで珈琲カップを作ることの意味を考えた次は、陶芸家小川綾さんとコラボすることについて。
コラボするなら誰でもいいというわけではない。
「彼女だからコラボしたい。」という熱い思いがないといけない。
−スケジュール帳に綴ったメモより−
綾さんとの器のコラボ
珈琲は種類があるのに、コラボカップは一つである意味←今のところ
素材(食)を引き立たせる魅力
器に盛られたものを引き立たせるしとやかさ
特別感としっくり感の共存
特別感→綾さんの器で珈琲を飲む時間を1日の中に持つ
食器棚からカップを取り出す=自然と選んでしまう
しっくり感→日常、暮らし、なじむ
受取り手に感情をもたせる余白
残像を植えつける余韻
洗練されているけれど、肌を感じる質感
時を感じさせる色
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これらは、私が彼女が作り上げる器に感じることだ。
私は、手にした人に感情をもたせてくれる器であることに惹かれている。
メモを見返して、そう思った。
珈琲くるるのコンセプトは自分の思いに向き合うこと。
私が彼女の器に思うこととぴったりだ。
「彼女だからコラボしたい。」
熱い思いが込み上げてきた。
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こうして、できあがったコラボ珈琲カップが明日から開催されるグループ展で販売されます。
珈琲カップ:わたしを思う
食器棚の扉をひらく
お気に入りの珈琲カップを手にとり
淹れたての珈琲を注ぐ
吸い込まれそうな琥珀色が
忘れていたわたしを思い出させる
そして
まだ見ぬわたしを思わせる
数週間前から、この珈琲カップを使い始めたところ、日に日に愛着が…。
小さめの手で持っても包み込める小さなストンとした大きさ。
珈琲の色を優しく、浮かび上がらせる白。
奥が見え隠れする深みのある黒。
そして、カップの縁にある白と黒の整っていない境界線。
思いを込め、その#思いが表現された珈琲カップです。
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11月のワークショップは、陶芸家小川綾さんが主催されるグループ展の一角で開催いたします。
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グループ展 11.10(水)-11.16(火)代々木上原
Art&Craft Exhibition[Here,There and Everyday]
《うつわインテリア》北欧・ドイツ・日本
ここ、そこで ほがらかな日々を
会場 hako gallery
東京都渋谷区西原3-1-4
入場無料
12:00-19:00(最終日 17:00閉場)
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珈琲豆の入った袋の口を開き、豆の香りをかぐ。
珈琲豆をミルで挽く感触を確かめる。
珈琲粉に湯を注ぎ、水分を蓄える様子を見る。
珈琲を口にして、味わう。
あっ、そういえば…。
ふと心に思い浮かんだ情景。
それを言葉にしてみませんか。
そして、言葉を繋ぎあわせて、あらわになった思いを名前にして、珈琲に名付けてみましょう。
ワークショップで飲む珈琲は名前のない珈琲。
あなたが名前をつけることで完成するあなただけの珈琲です。
https://coffeekururu.stores.jp/?category_id=60d5c3ad91260a0c181d1358
ワークショップでは、陶芸家小川綾さんが珈琲くるるのために作ってくださったコラボ珈琲カップで11月の名前のない珈琲をお召し上がりいただけます。
名前のない珈琲とともにコラボ珈琲カップの使用感もお楽しみください。
※コラボ珈琲カップは、会期中同時開催いたしますポップアップショップにてお買い求めいただけます。