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「2021秋コラボ 陶芸家小川綾:コラボ珈琲カップに込めた思い2」
内側は珈琲の色を見るために白。
外側は好みで黒。
最初は、そんな単純なことを考えていたカップの色。
でも、なんで、黒なんだろう?
この色である意味は?
そこから、くるるで珈琲カップを作ること、そして、陶芸家小川綾さんとコラボすることの意味を考えはじめた。
まずは、くるるでカップを作ることの意味。
珈琲くるるのコンセプトは、↓
―珈琲に思いを束ねて名づける日常を―
珈琲を飲むと、感情がぽこぽこと沸き立った。
珈琲豆を焙煎する前日、ふと思い出が蘇った。
そんな思いを表現するために、珈琲豆に名前をつけたのです。
あなたが味わう珈琲にもあなただけが感じる思いがあるはず。
珈琲くるるがお届けするのは、珈琲を通して、あなたがあなたと向き合う時間です。
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大切にしていることは、「自分の思いに向き合い、表現すること」。
くるるの珈琲を注ぐカップ。
珈琲を見て、香りを嗅いで、口をつけるカップ。
珈琲くるるでしか表現できない思いが詰まったカップはどんなモノ?
ースケジュール帳に綴ったメモよりー
カップの色(内側が白、外側が黒)
カップに注がれた珈琲を見る=心の内を見つめる→珈琲をちゃんと見たいから、内側は白
心に浮かび上がった思いを言葉等にする=内から外にあふれる→内側の白がカップのふちにあふれ出す=白と黒のグラデーション
グラデーションはばらつき可=内と外の境界線は、人それぞれであいまい
心の中は、ざらつき、整いすぎない、粗野、武骨→自分の心を飾る必要はない→ツヤなし、マット
黒である意味→全てを吸収し、育つ色。
黒の中に多彩(感情、経験、過去、今、未来)が内包される→可能性の塊
白である意味→白(光)だけが黒を変えていける
光と影の混在、あいまいな心
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結構、抽象的だ。
でも、このメモから、彼女が珈琲カップを具現化されていく。
>>「2021秋コラボ 陶芸家小川綾:コラボ珈琲カップに込めた思い3」につづく。
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11月のワークショップは、陶芸家小川綾さんが主催されるグループ展の一角で開催いたします。
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コラボ展 11.10(水)-11.16(火)代々木上原
Art&Craft Exhibition[Here,There and Everyday]
《うつわインテリア》北欧・ドイツ・日本
ここ、そこで ほがらかな日々を
会場 hako gallery
東京都渋谷区西原3-1-4
入場無料
12:00-19:00(最終日 17:00閉場)
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珈琲豆の入った袋の口を開き、豆の香りをかぐ。
珈琲豆をミルで挽く感触を確かめる。
珈琲粉に湯を注ぎ、水分を蓄える様子を見る。
珈琲を口にして、味わう。
あっ、そういえば…。
ふと心に思い浮かんだ情景。
それを言葉にしてみませんか。
そして、言葉を繋ぎあわせて、あらわになった思いを名前にして、珈琲に名付けてみましょう。
ワークショップで飲む珈琲は名前のない珈琲。
あなたが名前をつけることで完成するあなただけの珈琲です。
https://coffeekururu.stores.jp/?category_id=60d5c3ad91260a0c181d1358
ワークショップでは、陶芸家小川綾さんが珈琲くるるのために作ってくださったコラボ珈琲カップで11月の名前のない珈琲をお召し上がりいただけます。
名前のない珈琲とともにコラボ珈琲カップの使用感もお楽しみください。
※コラボ珈琲カップは、会期中同時開催いたしますポップアップショップにてお買い求めいただけます。