「2021秋コラボ 写真家智心:出会い」
ヒトが撮った写真のなかに自分が見える。
写真家智心。
初めて、彼女が撮った写真を目にしたとき、そう思った。
この写真には、高校時代の私がいる。
あの写真には、今の私がいる。
その写真には、心に思い描く未来の私がいる。
珈琲くるるが大切にしていることは、「自分の思いに向き合い、表現すること」。
焙煎士である店主よりも珈琲を飲むヒト自身に焦点を当てている。
これは、彼女の写真から受け取る、「撮るヒトだけでなく、見るヒトの思いと重なる」という感覚に通ずるものがあると思う。
いつか、コラボをしよう。
2021年春、彼女にそんなことを言った。
そして、言葉にすれば叶うもので、偶然にもその機会は早々にやってきたのだ。
行きつけの美容室で髪を切ってもらっていたときのこと。
美容室の店主が、お休みの日であれば、ここを使ってもいいよと言ってくださった。
そのとき、真っ先に思い浮かんだのは、彼女のことだった。
この空間で、写真展をしたなら、それはとてもとても素敵なことになる。
たまらず、私は彼女に連絡をしたのだ。
※トップ写真は智心の作品です。
>>「2021秋コラボ 写真家智心:写真と詩と珈琲と」につづく。
>>写真展のお知らせ
「写真と詩と珈琲と 第一章」
2021/11/23(火・祝) 11:00〜17:00
SiNOViLiCA
東京都渋谷区代官山町3-6(1階)
珈琲の香りが漂う空間で、写真家智心の写真をお楽しみください。
>>写真詩集「めぐる」(珈琲バッグ(月の珈琲3種各1包)付き) 予約受付中
月の珈琲の詩が写真家智心の写真と合わさり、一冊の写真詩集となりました。
写真家智心。
彼女が撮る写真は、今を切り取っているはずなのに、過去にいるような、そして、未来を見ているような感覚を、見るヒトに与えます。
ー 写真と詩と珈琲と 第一章 ー
時は流れ
季節は移ろい
そして巡る
日常にある
些細だけれど
美しい変化
ハル、ナツ、アキ、フユ
時はながれ、うつろい、かわり、そして、季節がめぐる。
そのなかで生きる私たちの日常を切り取ってみると、たくさんの思いが詰まっていたことに気がつきます。
思いも季節とおなじように、めぐり、かわり、うつろい、そして、ながれていく。
珈琲くるるの月の珈琲とともに、ひとりの女性が過ごした一年をお届けいたします。