#オススメしたい一冊:テラシマ編
皆さんこんにちは、ここの所夏が近づき暑い日が増えてきましたが、熱中症など体調管理には気をつけて過ごして行きましょう。
さて、僕が紹介する一冊はこちら
数年前に映画化もされたマネーボールです。
活字がそもそも苦手なので、興味のある分野しかほとんど手を出さないので、活字の本は野球関係に偏りますね。
肝心の内容はいうと、舞台は2000年代前後のオークランドアスレチックス、「資金力の低い球団が如何にして勝つか」といったノンフィクションの内容です。
資金力の低ければFA戦線にも勝てませんし、自軍の優秀な選手を確保し続けることもできません。しかし、そういった部分を「セイバーメトリクス」といった、今でこそ野球界の間では当たり前となった指標を駆使し、他球団とは一歩先を行くドラフトや、オフに戦力外になった選手を補強することで、黄金期を気付きあげました。
今でこそ、データをみながら選手の評価を推し量るのは当然ですが、当時は「アマチュアでの数字に意味はない」「己の目を信じる」といったスタンスのスカウトマンが多かったようで、僕としては一番驚いた部分でしょうか。そういった抽象的な部分でなく、可視化されたデータをどこよりも早く重視するようにしたからこそ、低い資金力でも強い球団にすることが出来たのでしょう。
また、野球に関することだけでなく、経営論、統計学、経済学といった部分も絡んで来るので、野球に興味のないビジネスマンでも読んで見る価値はあるかもしれません。
時間がなければ冒頭でもお話したように映画化もされてますのでそちらもどうぞ。
ただの読書感想文になってしまいましたが、この辺で失礼させて頂きます。
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