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【サトウの釣りnote】 不都合を楽しむ


みなさんごきげんよう。ってサトウは言うじゃないですか。
これ、私の育ちの良さが出ちゃってる訳では無くてですね?

『ごきげんよう』の時間とシチュエーション、使う人を選ばないってところが気に入っているのです。
まるでco:doの目指すブランディングのようではないですか!



はい。



前回はサトウが感じているルアーフィッシングの魅力について、魚を釣り上げるまでの複雑さと自然との対話という切り口でお話し致しました。


これはどちらかというと競技者/研究者思考と言いますか、どうしても答えに辿り着きたい人、又は答えに辿り着く必要がある人たちがひたすらに探求していくジャンルのバスフィッシングかと思います。

いわゆるプロのトーナメントアングラールアーメーカーのビルダー達がそれに該当するのではないかと。生活かかってますからね彼らは。
(では一体サトウは何なんでしょうか?)

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今回はまた別ジャンルのルアーフィッシング、バスフィッシングについて少しお話を


前回あれだけ状況に合わせるだなんだ言ったサトウですが、
実は状況を全く無視した釣り方を楽しむことがあるんです。



は?


バスフィシングにも四季というものが存在し、季節ごとにある程度の行動パターンが決まっているのです。

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春は産卵行動
夏は酸素量
秋はベイト量
冬は越冬

季節ごとのキーワードに沿った形で釣りを展開していく事で、ある程度の答えには辿り着くのがバスフィッシング。
したがって週に7日間釣りに行っていたりすると、あ、今日の天候/水温だと このルアーをこの速度でアプローチしたら。。。はい釣れた。 なーんて日も出てくるんですよね。

状況に合わせる事が難しい反面、状況さえ合ってしまえばいとも簡単に釣れてしまうんです。面白いですね。


夏場なんて朝4時から釣りをするサトウですから、早い段階でそれにたどり着いてしまった日には、日没までの残り12時間をどうにか有意義に過ごす必要があるのです。


そんな時に始めるバスフィッシングが不都合を楽しむ釣りです。


簡単に言いますと、色々と制約をつけるのです。
その日のフィールドや魚の状況を無視して、このルアー、このメソッドだけで今日を攻略すると決めつけてひたすら釣りに勤しむ。

もちろん、なかなか釣れないんですよ。
良いじゃないですか。燃えます。
そこからたとえ12時間1匹も魚が釣れなかったとしても、やっぱり今日このパターンは違うんだと大きな収穫をしてサトウは素敵なステップを踏みながらその日を終えるのです。

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道具的な制約をつける事もあります。
ルアーの話ばかりしていますが、ルアーフィッシングをするにはロッド(釣竿)やリール(くるくる糸を巻き取るあれ)そしてライン(釣り糸)が最低限必要になります。
これらをセットにしたものをタックルと呼びます。

主に取り扱うルアーの重さや、狙うシチュエーションに合わせてタックルセレクトしていくのも楽しみの一つ。


サトウが好きな道具的制約は、割と低スペックな道具で挑むというモノ。安物という意味では無く、古い道具建てで挑むということです。クラシックカーに乗る感じと言えば伝わるでしょうか。

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最新の道具に比べてもちろん性能は落ちますし、色々と気を使って釣りをする必要があります。
道具の機嫌を見ながら適切に操作し、自作のルアーを結んでアプローチをしてみたりして。

道具と向き合う事で、性能が劣っていても愛着が湧くんですよね。


不都合を楽しむ釣り。釣った魚のサイズに関係なく嬉しいものです。


『どうして食べれもしない魚を釣っては逃がして釣っては逃がしているの?』

もうこのお問い合わせは来ませんね。
ごきげんよう。


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