半纏製作のウラガワ
こんにちは、ニシザワです。
毎日寒い日が続き、寒さが原因の肩こりも起こってしまっています、、、
今年新調したThe North Faceのダウンジャケット、これまたあったかく手放せないこの頃を過ごしております。
気候は寒けれど、あたたかいアイテムはありますよ。
わたしたちco:doの第一弾アイテム
「半纏 Japanese Short Coat」のクラウドファンディングがついに始まりました。
そんな中、本日はco:doとして活動している私たちのウラガワ、いわばメイキング風景?をお届けします。
ウラガワ
夏に始まった半纏の製作会議、
半袖の姿が懐かしいですね。
どんな生地を使うのか、どんな形にデザインするのか模索が続いていました。はじめてのアイテムづくりということもあり、それぞれの意見があったりあわなかったり手探り状態です。
初期段階の半纏サンプルは、今の生地とはまったく違う、綿の素材で簡易的に作っていました。こちらはテラシマさん作成のサンプルです。
この頃は袖や丈の長さ、胸紐をつけるかどうか等々細かい部分を決めていました。
男性スタッフ、女性スタッフともに試着を重ねて男女・個人の体格差あれど、みんなが着こなせるようデザインをしぼります。
デザインの話も進めつつ、使用する生地が確定しました。生地については満場一致で毛七の再生羊毛生地が選ばれました。スタッフが6人いても意見が合う時はぴったりです。
ここから毛七の実際の生地を使用してのサンプル製作です。
サンプル用の綿生地より何倍も厚いため、半纏のシルエットが変わってきます。ここでも男女それぞれのスタッフが試着をし、お互い納得できるサイズ感を探します。
とっても怖い顔をしてますが、みなさん優しい人たちです笑
この最終のデザイン決めは納得がいくまで作り直していただき、現在の形に完成しております。
完成すると半纏をいろんな方に紹介するため写真撮影を行いました。
社内のにある撮影室を使用させていただきセッティング、撮影、モデル、編集も我々で行っております。
つい先日も半纏着用の撮影を行いました。
すこしのおしゃべりをして自然な笑顔を撮るつもりが大笑いになってしまうなんてことも、、、
時には、しゃべっているタイミングにシャッターが下りてしまって口ぽかんショットもありました笑
どちらもボツになってしまいましたが、撮影当時を振り返ることができる写真のため個人的にはお気に入りです。
ミーティングをたくさん重ね、
時には工場へ見学に伺い、
いろんなお話を聞かせていただきました。
ひとつの半纏を製作するにあたりたくさんの方々に助けていただき、教えていただいてco:doは活動しております。
こちらの写真はインスタグラムや過去のnote記事にも載せていないものばかりなので、すこしラフな姿をお見せできたかと思います。
ニシザワのツブヤキ
気づけばもう年末か~と。
今年はコロナウィルスの拡大に伴い我慢する部分、新しい生活環境を作らなければならない部分があったかと思います。
反面、私は再発見したこともありました。地元再発見です。
私は大学時代を東京で過ごしたため、仲の良い友人とは就職を機に離れてしまいました。ただ北陸新幹線の開通もあり東京へ速く、簡単に行きやすく、ひと月かふた月に一度東京へ遊びに行き友人と会っていました。
ただコロナウィルスの影響でそれも出来なくなり、長野県内でどこか息抜きのできる場所はないか、休日を過ごせる場所はないか探しました。
すると以外といろんな場所があったのです。
何年も前に東京から移住されてきた方が開いている珈琲店、わたしの好みのブランドが並んでいるセレクトショップ、様々な古道具を取り扱う雑貨店、それに見晴らしの良い展望台。
こんなにも長野県には面白いお店や、落ち着く場所があったことをわたしは知らなかったのかと驚きました。
こちらの写真はパラグライダー場から見下ろした湖。
写真を撮る方や、景色を楽しんでいる方、それぞれがそこでの時間を楽しんでいるようでした。
もちろん友人には会いたいですし、東京にお気に入りのお店もあります。
ただ少し、わたしは東京に望みすぎていた部分があったかもしれません。周りにはこんなに素敵な景色や場所があったというのに。
まだ我慢が必要にはなりそうですが、いつか、わたしの東京にいる友人を長野に招待して、充実する周遊コースを組もうと思っています。
ツブヤキはここまで。
せわしい師走ですが、みなさま体調管理はお気をつけて。