ハロウィンと朝の物語#2 物語
仮にも音屋の端くれなので、音楽的なところも拾えるだけ拾っていきましょう。
(公開直後のため歌詞はすべて聴き取ったものです)
■タイトル
物語(ものがたり)。其処はRomanとは読まないんですね。
■イントロ 湖に映るウサギが見る星は
「月」って一言も行ってないのにそこに月がある一句。
手を伸ばしたら届きそう...?
出だしから朝夜イントロで飛ばしてくるキラーナンバー。
朝=メロディ:『物語』で朝夜のメロディが流れる
夜=コード:『朝までハロウィン』で朝夜のコードが流れる
初聴時の「なんて?」ってなる感じもハロウィンの如き恒例行事。
Ikeの語りは「この物語は虚構である然し~」『Märchen』のオマージュ。
■Aメロ 此れより先に地平はなく 此処より後にも地平はない
物語作家として語る、幻想を紡ぐ理由のような、イドのような。
■Bメロ 世界を知りたいと望みながら向き合うことを恐れている
Bメロ...っっ違う!!お前がサビだ!! ...いやBメロなのか???
歌詞がクロセカみを感じる。
■Cメロ セイの深淵は暗く 照らす灯りは短く
このセイはどのセイなんでしょうね。今の予想は「生」。
■Bメロ2 未来を抱きたいと望みながら 過ぎ去る夜に囚われている
創作者の誰しもが、生きる者のほとんどが抱えるであろう部分を書き起こし歌に乗せる。
これは戦った痕跡の見える歌詞。
■サビ1 其は命なきモノ 故に《永遠》を生きる????
嘘を紡ぐことを「物語」と呼ぶ。
偉大な作家はみんな大ウソつきだよ。
■間奏 ソロ回し
左ギター 後ろでストリングス隊の腕がもげそう。その1
右ギター その2
ピアノ その3
バイオリンその4
ドラム ここでKen☆Kenだぁ~ってなる。こちとら2000年、淳士ドラムを浴びてたからね。
ベース 時計がカチカチ
ツインギター~諸々
■Eメロ 君が見上げてるその星空と 僕が見上げてる星空が違ったとしても
知ってる!!!!!歌える!!!!!!『ToLH』
エモさに紛らわせるように、地平線の構造の根幹にかかわるようなことを歌っている気がするんだけど。深堀は追々。
■サビ3 其は限りあるモノ 故に《永遠》を望む面影
繋ぐことで(鎖の音)
ここまで来て初めてお前がサビなんか!!!ってなる。
このカオスな構成が私の聴いている音楽(ホライズ~ン)
■サビ4 此れはいづれ消えゆく者が いづれ消えゆく者へ送る
こんなんラブレターじゃん。受け取ったぜ!!!
■後奏
再び朝夜。インノエのような締め方。「アニバーサリー」フレーズ。