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香川|思い出のプチトリップ

2024年の秋に彼と二人で一泊二日の香川旅へ。その時の思い出を振り返りつつ旅に持参した二本の単焦点レンズについて綴っていきたいと思います。

▶ XF35mmF1.4 R

まず一本目はXF35mmF1.4 Rは言わずと知れた神レンズ。フルサイズ換算で約50mmの画角なので本当に使いやすい。始まりの一本はかけがえのない一本になるとも言われているオススメのレンズ。初めてFUJIFILMのカメラを購入したら最初の一本として使用したくなるレンズで、まさに私もそうでした。

▶ XF56mmF1.2 R WR

二本目はXF56mmF1.2 R WRは少し大きめの単焦点レンズです。2014年に発売されてから8年越しに2022年にリニューアルされました。 フルサイズ換算で約85mmという画角はポートレート・カフェ・小物など様々なシーンで使いやすくF1.2のとろけるような優しく柔らかいボケ感もお気に入りです。


vicurante

まずは高松市にあるvicuranteさんへ。香川県に来たら絶対に行きたかったスパイス創作料理のお店。こちらでランチタイムにしました。ここでの写真はXF35mmのレンズを使用しています。

森の中に佇む姿がまるで絵本の世界のようで雰囲気がありますね。

vicurante
店内はジブリのようなノスタルジックな空間
テーブルのお花を前ボケに

カトラリーもなんだか素敵で思わずシャッターを切る。F1.4ならではのこのボケ感が好きです。優しく柔らかい印象がお気に入りの一枚。

炙りチーズのキーマカレーランチ

スパイスが良い感じに効いていてとても美味しかったキーマカレー。盛り付け方もとってもお洒落で視覚的にも楽しいワンプレートランチでした。

ガトーショコラと珈琲を

食後のデザートに食べたガトーショコラはしっとりずっしりめちゃくちゃ濃厚でした。これがまたコーヒーと相性抜群でたまりません。

峰山往来文庫

そしてvicuranteさんの二階には峰山往来文庫という小さな古本図書館があります。入館料は100円ですがドリンク付きだと500円で入れるそう。

峰山往来文庫
ノスタルジックな小さな図書館
年代物の大全集を拝読
可愛らしい小窓

本を読みに来る人のほかにも勉強やPC作業をされてる方もいました。近くにこんな素敵な場所があったら定期的に通いたくなりますね。

さて、高松をあとにして次なる目的地へ。向かった先は丸亀市宇津田にあるゴールドタワーです。こちらには天空のアクアリウムと呼ばれるソラキンがあります。ここでの撮影に使用したのはXF56mmです。

ゴールドタワー

煌めきシンボリック水槽

夕陽が差し込みキラキラとしてキレイでした。ミラーとアクリルとライティング技術を使った演出が素敵。F1.2だけあってピントを合わせたところ以外のボケが本当に素晴らしくてお気に入りです。

キラキラと泳ぐ金魚たち

光の揺らぎと金魚に囲まれた幻想的な空間が非日常的です。柔らかくとろけるような後ろボケはこのレンズならでは。

宇宙空間のような水槽を泳ぐ金魚
愛の球体
ゴールドタワーから見える瀬戸大橋

夕陽が傾き始める時間のゴールドタワーから眺める街の景色はとても綺麗でした。こちらのレンズは中望遠ながら風景の捉え方も絶妙です。

青ノ山山頂展望台

せっかくなので青ノ山にも行ってみました。ここの展望台から見える夜景がキレイだと聞いて少しばかり狭い山道を走り無事に到着。

キラキラな玉ボケ
青ノ山山頂展望台から
ゴールドタワーもよく見えた

展望台の場所がよくわからずとにかく上まで歩いて登ってみたところどうにか見つけることが出来ました。さすがに夜で暗いし周りは全然見えないし少しばかり不安になりつつもこの景色に出合えて感動しました。最初は『夜景なんか見て感動するんかな』と言ってた彼ではありましたが思いのほか感動している様子でなんだか私も嬉しくなりました。

四国水族館

そして旅の二日目は念願の四国水族館へ。

『四国水族館にはまだ行ったことがなくていつか行ってみたいんよね』そんな話をした矢先、日にち的にも行けそうだということで早々に実現してくれて連れてきてくれた彼には感謝してもしきれません。この日はXF35mmで撮影しました。レンズ自体がコンパクトなので軽くて使いやすい。

渦潮の景

四国水族館と言えば印象的なのがこの渦潮の水槽。光が幻想的ですね。

海月の水槽

大好きな海月の展示も多くて癒されつつもずっとわくわくしてました。ゆらゆらと漂う姿ってずっと見ていられます。

まるで宇宙遊泳
しなやかに漂う

久しぶりの香川県。初めての二人旅。あまりに楽しくて時間が経つのが本当にあっという間でした。行きたかったカフェに初めて訪れる場所。普段見れないものにたくさん触れて視覚的にも刺激を受けて本当に楽しい旅でした。カメラがあれば夢だらけとは尊敬する山本まりこさんの言葉。本当にその通りだなと。これからも相棒のカメラを片手にいろんな場所に出かけてたくさん思い出を刻んでいきたいと思います。

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