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2020.04.09

  𓅨囀る鳥は羽ばたかない The clouds gather𓅨

今日公開終了の場所も多く4/10〜4/ 16〜と公開予定の場所もありますが現状どうなるかわからないのでぼちぼち映画のまとめ。私が観ていて気に入って気になった部分の羅列と、ちょっと感じたこと。
エンドロールの原作:ヨネダコウ(大洋図書「ihr HertZ」連載中)が輝いていた*・☪︎·̩͙連載中嬉しいね♡ 


○なぜ俺じゃなかったのかの時のタバコに火をつける後ろ姿、右肩があがる描写

○百目鬼の妹の件の告白の、仄暗い雨の描写が秀逸。影がかかって矢代の顔はほぼ見えず。百目鬼の妹の件の告白の間、矢代は全くタバコを吸わない。コップに注いだ水に口をつける程度。(ソファーの背の角に少し腰掛けて足で支えているだけの状態だが、無茶苦茶にスタイルが良い。)

○百目鬼が髪を触ろとする(ここの矢代の話し声素晴らしい『喋りすぎた、寝る』)
矢代んち→触ろうとする右手
ホウレンソウ→左手見る
風呂場→触る左手
事務所警官の格好→触る右手
矢代んち警官の格好→触らない左手見る

○百目鬼はワイシャツの中にちゃんとランニング着る好青年。

○『嬉しくねーよ』の時の、手の甲で百目鬼の頬をぺちっとやるとこ。

○竜崎に『もう5人しかいねーよ』とすごむ矢代。
(『きな、な?』の"な?"の樽助の仕事っぷり)

○七原に『俺のメンツがいつ潰れたって?』のすごむ矢代も同義。

○七原を、かげやま医院でドッゴドゴ矢代。

○4人で食事のシーンあれはいいな、複雑だけどみな想い合っている風景。久我はいい子だよね、知らんけど笑)


*矢代が嘘をついて百目鬼を怒らせる場面。
百目鬼が妹に言われたことで矢代に怒りを露わにする場面。
あそこは、漫画より色があり動きのある映画で見ると、何度も『!!』となる場面。お試し期間中とは言え、仮にもヤクザの上司である若頭の、ネクタイを引っ張り壁に打ち付けるとは、常軌を逸している。親父とは違うと思えても、やはり自分は同じなのかと百目鬼が苦しむ部分の表れ。瞬時に激昂して暴力的になる様は、とりわけ妹のこととなるからなのかも。不器用な兄なりの愛か。

この日は貸し切りでした。
朝がとても早く日数的にも状況的にもこの日が最後であろうと思い出向いた日。巨大な銀幕に映し出される彼らと独り対峙出来たことは、私にとり大変貴重な時間となりました。忘れません。



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