-Glory or Dust-(空却パート)について考察します。
ヒプノシスマイクの楽曲
「-Glory or Dust-」
作詞 invisible manners(平山大介・福山整)作曲 invisible manners(平山大介・福山整)
ナゴヤパート(空却)について考察します。
はじめに。
◆ o と u は置換してます(音が近い為)
◆ n はあまり気にしなくて良いようです(母音がない為)。
解説っぽいもの。
踏み方のスタイルが三者三様です。
「拙僧」こと波羅夷 空却くんは比較的、文字数の少ない母音の組み合わせを多用しているように見えます。
同じ韻を近くに配置し、元気のあるフロウが語呂のよさを強調しているのか、聴いていてスッと頭に入るような……18人の中でも特にリズミカルに感じられるような気がします。
具体的には、「因陀羅網」「死んだらもう」は inaaou と完全に一致したスッキリとした踏み方で、全体的にこんな感じが多いです。
他には「もう一度」「スピード」が uiio です。
「六文」「録音」の ouon といい、こちらも完全一致です。
どちらの韻も続けて配置されており、小気味よい勢いのようなものを感じるのではないかな、と。
また、「因陀羅網」「死んだらもう」「武装する僧」のように、それぞれの言葉の末尾を ou で揃えてきたり……。
「僧兵」「内弁慶」の ei だとか、「遠絵言上」「永遠に問答」で ou みたいな。
何より、特徴的なフロウがオシャレな感じ……(詳しい人によると)レゲエ風なんだとか、何だとか。
18人の踏み方のスタイルについて
実は18人全員韻の踏み方には特徴があります。
キャラクター全員の設定が(性格だけではなく)きちんと考えられている……ということなのではないでしょうか。
単なる「アニメ・マンガ好きの為のコンテンツ」じゃなく、ラップをちゃんと扱っていると感じました。
別の記事と併せて、各キャラクターのスタイルを(何となく)わかっていただけたら嬉しいのですが……。
いつか各キャラクター固有に設定された韻の踏み方について、どこかで解説できればと思っています。