-Glory or Dust-(十四パート)について考察します。
ヒプノシスマイクの楽曲
「-Glory or Dust-」
作詞 invisible manners(平山大介・福山整)作曲 invisible manners(平山大介・福山整)
ナゴヤパート(十四)について考察します。
はじめに。
◆ o と u は置換してます(音が近い為)
◆ n はあまり気にしなくて良いようです(母音がない為)。
解説っぽいもの。
2〜3文字と短めの韻を3〜4種類程使い、繰り返し頻繁に踏んでいるのではないかと読み取りました。
これだけだとコマ切れでスカスカに思えるかもしれませんが、このパート全体を見るとスッキリとまとまっています。
解説っぽいもの。
踏み方のスタイルが三者三様です。
3〜4種類の短めの韻を頻繁に繰り返し、全体に点在するように配置する事で、結果的に何となく近い母音の組み合わせとなるように見えます。
ロングライムを続けて2回ずつ、その繰り返しと見ていいのかな……?
全体を通して聴いた時に、語呂がよく感じられるような踏み方なのではないかと思いました。
ここだけを見ると、ill-DOCこと神宮寺寂雷のスタイルと共通する部分もあるかもしれませんが、異なる点としてはいくつかの短めの韻を組み合わせ、多数配置する事でロングライムとする……といったところでしょうか?
対するill-DOCの場合は全体をロングライムで繋ぎ、それらの組み合わせで更なるロングライムが生まれて、最終的には1つのライムに収束するという特徴があるのではないかと思っています。
勿論、韻は長ければいいしそれが上手い・すごいというわけではないので、あくまでお互いの踏み方のスタイルなんじゃないかな……と。
18人の踏み方のスタイルについて
実は18人全員韻の踏み方には特徴があります。
キャラクター全員の設定が(性格だけではなく)きちんと考えられている……ということなのではないでしょうか。
単なる「アニメ・マンガ好きの為のコンテンツ」じゃなく、ラップをちゃんと扱っていると感じました。
別の記事と併せて、各キャラクターのスタイルを(何となく)わかっていただけたら嬉しいのですが……。
いつか各キャラクター固有に設定された韻の踏み方について、どこかで解説できればと思っています。