-Division Battle Anthem- + (寂雷パート)について考察します。
ヒプノシスマイクの楽曲
「ヒプノシスマイク -Division Battle Anthem- +」
作詞 invisible manners(平山大介・福山整)
作曲・編曲 invisible manners(平山大介・福山整)
寂雷パートについて考察します。
はじめに。
◆ o と u は置換してます(音が近い為)
◆ n はあまり気にしなくて良いようです(母音がない為)。
解説っぽいもの。
図の上の方が比較的近い母音の組み合わせです。
図の下の方は何となく近い母音の組み合わせになってます。
先生は相変わらずのロングライムです。
私はこれをill-DOC節とか呼んだりしてます(笑)。
よくもまあ、8小節の中にこんなに詰め込んだな……。
今回は最大14文字に見えますが……どうかな。
ちなみに、先生はいつも一番短い韻でも5〜6文字以上あります。
長いと10文字以上はよくあるんですよね〜。
解説っぽいもの。
まず、比較的に近い母音の組み合わせとしてはコチラになります。
iaiauaiaiau(11文字)
eioio (5文字)
ioaoeaoaioioeo(14文字)
11文字もある iaiauaiaiau は(音が近い o と u は置換で)完全一致です。
いつも通り、短い韻でもeioio の5文字。
そして14文字の ioaoeaoaioioeo が素晴らしく、こんなに長いのに母音の組み合わせはほぼ一致しています。
解説っぽいもの。
聴いていても ai の母音がたくさん含まれているのは皆さんすぐに気が付いたかと思います。
詳しく見ていくと、全体を通して ioaoeio に近い母音の組み合わせでできているようでした。
この7文字の母音の組み合わせ……位置は同じの母音違いという韻が途切れる事なく続いています。
例)
a i u e o
a i u i o
o i u e o
図では塗り分けていない「啀み合う神々が起こす」「並々ならぬ生命」の部分について(母音の組み合わせはあまり近くなかった)ですが、実際には何とな〜く近い音に聴こえるのではないかと……。
この「10文字以上を一組として、何となく近い音に聴こえる」ように踏むというロングライム……位置は同じの母音違いという韻の踏み方と相性がよいのが、抑揚を控えめにしたill-DOCの独特のフロウなのだろうと私は解釈しています。
……私としては、公式さんはポエトリー枠のキャラクターを作りたかったのではないか、と予想してるんですよね。
その為に神宮寺寂雷というキャラクターが存在しているのではないか……と。
あの声質、発声など、速水奨さんにしかできない「声の演技」を必要とするのがill-DOCというMCなのかな、なんて。
そして、これこそがフロウというものなのではないかと……思ったり?
速水さんはやはり素晴らしい技巧の持ち主だと思います。
あの素晴らしいラップをいつまでも歌っていて欲しいな……と私は心から望んでいます!
以下、突然の自分語り
こっからは「速水奨さんが大好きな私」の与太話……。
「早くファンレター送らないと!!」と、と思いながらもなかなかできないのは、面倒とかそういうんじゃなく、私の中での速水奨さんへの思いがデカ過ぎるせいなのでしょうか。
多分そうなんだと思います……。
「そんな重たいファンレター届いたら迷惑なんじゃないか……?」と尻込みしてるのもあるかもね。
そもそも私が韻の考察を始めたのも……結果的にはこうしてnoteへの投稿を始めたのも……全てはill-DOCとして歌う速水奨さんの存在があったからこそ、なんですよね。
私が速水奨さんから受けた影響は計り知れないものがあります。
実際にラップを始めたのもコレがきっかけです。
まさか、アラフォーでラップ始めることになるとは思いませんでした!
そもそもラップ聴いた事なかったし……。
なので、もし「30代でいきなりラップ始めるなんて……そんな事できない!」などと悩んでる方がいらっしゃいましたら、私みたいなのもいるので元気出してくださいね!
そして、いつか私とラップして下さい(笑)。