LESSON(寂雷パート)について考察します。③
ヒプノシスマイクの楽曲
「LESSON」
作詞 peko
作曲 Cosaqu
一部について考察します。
3回に分けて「LESSON」の寂雷パートを考察してきましたが、本記事がラストです(一応)。
はじめに。
◆ o と u は置換してます(音が近い為)
◆ n はあまり気にしなくて良いようです(母音がない為)。
サンプリングについて。
SOUL SCREAMの「蜂と蝶」をサンプリングしているようですね。どちらのグループも、2人のスタイルが全然違うところがポイント。
LESSON「Flow like butterfly Sting like bee」
「 右に左にゆらりゆらーり」
蜂と蝶「蝶のように舞い ゆらりゆら 蜂のように刺す ブンブンバァ」
「右左左右 ゆらりゆら」
解説っぽいもの。
母音の組み合わせが特に近いものを塗り分けてみました。
前半は曖昧な部分もあるかとは思いますが、テンポのよい脚韻で締めることで、それをサポートしているように感じました。
後半の脚韻では「白旗をかざす」「井の中の蛙」という「ioaoau」完全一致のロングライムで締めてくるill-DOCはさすがオリジナル韻辞典(自称)です。
解説っぽいもの。
母音の組み合わせが何となく近いものがこちらです。
全体的に2つの大きな組み合わせでできている事がわかります。
なので、韻としては長めといういつものill-DOCです。
「LESSON」というタイトルからわかるように、ラップの練習中という設定の曲ではありますが……何かおかしいな?
このレベルの完成度でそれはない!
練習中なんて言葉は信じないぞ……。
既に完成されたオリジナル韻辞典(自称)ことill-DOCを今後も推していこうと思います!
いつも通りの先生のパートらしく、歌を聴いた時、全体的にとても近く聴こえる韻の踏み方をしています。
まるで読み上げるような独特のフロウにより、文字数が多めのわりには語呂がよく聴こえるパートになるのではないでしょうか。
また、滑舌のよい発音により聴いた時の音が近い歌詞がサラサラと耳に入るように思います。