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<小学校受験>父親面接!パパで受からなくても、落ちることはある...
お父様は、仕事で人と話す機会が多いこともあり、「面接?余裕でしょ。俺話すの苦手じゃないし、あんまり緊張とかしないんだよね」なんて、たかをくくっている方も多いんです。
ですが、どんなに優秀なビジネスマンだって、小学校受験の面接では玉砕することもあります。
「パパで受からなくても、落ちることはある」
小学校受験において、親の出番は願書作成と面接くらいですよね。
頑張ってきたお子さんの努力を無駄にしない為にも、お父様も本腰を入れてみませんか?
● 学校行事に参加していない
● 学校の教育方針を知らない
● 家庭の教育方針が分からない
● お子さんの長所、短所が分からない
● お子さんの普段の様子が分からない
当てはまるお父様、かなり危険です。
どんなにお仕事が忙しくても、合格を勝ち取るには、家庭の熱意、特にパパの本気度が大切です!
<求められる父親像>
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学校のことをよく理解している
子どものことをよく理解している
謙虚で人柄の良さそう
ある意味「普通の父親」
経済力が安定している
小学校受験の面接では、学校への理解や志望理由については、お母様ではなくお父様に質問をすることが多いです。
その為、事前にしっかりと考えをまとめておくことをおすすめします。
父親が聞かれる事が多い質問 3選!!
①『学校説明会にはご参加いただけましたか』
<参加した場合>
校長先生の話の内容に触れながら簡潔に答えると良いでしょう。
<不参加の場合>
「仕事の関係でどうしても難しく...」というのは不十分です。
不参加の場合には、理由を一言で説明し、「夫婦でしっかり時間を取り、参加した妻から話を聞いて学校への理解を深めた」ことをしっかりと示す必要があります。
② 『本校を志望された理由は何ですか』
何より注意すべきことは、ホームページからの切り貼りのような回答は避けることです!
面接官である先生方は一瞬で、「とりあえずホームページを見てきたんですね」と感じることでしょう。
また、「御校の教育方針である・・・は、私どもの教育方針・・・・と合致しており・・・」のように家庭の教育方針との一致点を強調しすぎないことも大切です。
建前のような志望理由は必ず面接官に見透かされます。
志望動機についてはご家庭できちんと話し合い、夫婦共通の考えの他、父親目線でのワンポイント・母親目線でのワンポイントが言えるようにしておくと安心です。
③『本校のどんなところに共感されたのかをお話ください』
こちらの質問の意図は、「学校についてよく理解していますか?」ということです。
学校の特色を自分の言葉で語ることができると良いでしょう。
説明会等に参加されていたら、具体的な印象や感想を交えながら話すと説得力があります。
学校の教育方針を理解していることを示しつつ、あまり押しつけがましくならないよう注意する必要があります。
同じ内容ですが、『本校の教育方針はどう理解されていますか』もよく聞かれます。
基本的には、学校についての理解と、その上でどんなところが良いと思ったのかをしっかり話すことができれば良いでしょう。
面接で学校側が確認したいことには、次のようなものがあります。
・学校の教育方針や特色を理解しているか
・学校と家庭の教育方針が一致しているか
・学校に協力的な親御さんであるか
・お子さんの性格、家庭の雰囲気
・入学後のトラブルの心配がないか
・経済的な心配がないか
面接では、無理に取り繕う必要はありません。
謙虚な姿勢でありながら堂々と回答できると良いでしょう。
小学校受験の面接時間は短ければ5分程度、長くても10分程度です。
わずかな時間ですが、家庭の良い雰囲気がしっかりアピールできるよう家族一丸となって挑みましょう!