【本紹介】「投資始めたけどまだまだ初心者」な人に読んでほしい本
「教科書」と名前のつくくらいだから、これから投資を始めようとする人の、まさに教科書として読む本、かと思ったら
どちらかというと
「すでに投資をしてるけど、実はよくわかってないことが多くてなんとなくでやってることが多い初心者」に読んでほしい本でした。
PERってなんだっけ?PBR?ROI?企業の価値ってどう測るの?FRBってよく聞くけど何してるところ?
投資を始めると色んな横文字が出てきます。なんとなくわかってるようなつもりでいるけど実はよくわかっていない。内容について聞かれるとドキドキしちゃう。
そんな人たちに読んでほしい本です。
トレンドを抑えつつ、ざっくりイメージが湧くようポイントを絞って説明されている印象。
一方で「PER?企業価値?FRB?見たことも聞いたこともない」という全くの未経験者にとっては少し難しい内容に感じると思うので、
一旦はYouTubeで超入門みたいな触れ込みの動画を見て勉強し、ある程度の基礎知識を仕入れてから読むといいかもと思いました。
本を読んだ感想
内容についてあれこれ書けるほど、僕はまだ投資について理解が深くないので、本の内容については割愛。
本を読んだ感想としては
「後藤さんらしい本だなぁ」
でした。
note記事を拝見していて、また時々YouTubeで見かけたりして、
「とても真面目で誠実に、『経済をわかりやすく、おもしろく』をモットーに情報発信している人」
というのが後藤さんの印象でしたが、その性格が文字から滲み出ているような本でした。
読者を煽るようなことはしないし、刺激的な表現もないし、できる限り正確に、堅苦しくならないように、そしてできる限り楽しく学べるように。
そんな配慮が感じられる、素敵な本でした。
日本は長らくデフレの時代が続きましたが、今ようやく、デフレを脱してインフレの時代を迎えつつあります。
そんな時代を生きる我々が、投資について理解を深めるのは、とても大切なことだと思います。
投資はギャンブルだ、損をする。
という人もいれば
投資で大儲け、やらない奴はバカだ。
くらいのことをいう人もいる。
結局どうなん?
投資ってどんなもの?
というのを、優しく紐解いてくれるのが本書でした。