【本紹介】心のモヤモヤを抱えている人へ
心がモヤモヤしている
毎日が忙しくてなんとなく憂鬱
自分のやりたいことが見つからない
そんな不安を抱えた人に、読んでほしい本です。
平たくいうと
「ノートに書き出して心を整理しましょう」
というお話なんですが、
その書き方
に少し特徴があって面白いなと感じ、
これまで見聞きしたものより続けやすそう、
と思えたのでご紹介です。
毎日やること
著書では「書く瞑想」として紹介されていた、毎日おこないたい習慣です。
放電ログと充電ログ
簡単に言うと、その日起こった「良かったこと・悪かったこと」を書き出しましょうと言うお話。
ここでポイントなのが、良い悪いの基準に明確なものはなく
「良いと“感じた”こと、悪いと“感じたこと」
をそれぞれ感情基準で思いつくままに書き出しましょうということでした。
良いと感じた=心が充電された
悪いと感じた=心が放電された
に例えて、放電ログ・充電ログ、と表現されています。
個人的にはこの「正しい方法や基準は存在しない。自分の感情と向き合って、感じたままに書き出しましょう」
というニュアンスが、心理的なハードルが下がり継続しやすそうだなぁと感じました。
セルフトーク
放電ログ・充電ログで書き出した内容をセルフトーク(自分との対話)のなかで深掘りしていきます。
普段自分の中でぐるぐる回っている感情を、そのまま文字に吐き出すイメージ。
自分と対話したことを書き出すことで、実はもう答えが出ていたり、
答えは出ずとも、いくらか悩みが解消したり、そんな感覚を感じられると思います。
毎月やること
著書では「書く片付け」として紹介されていた、月に一度おこないたい習慣です。
5つのワーク
著書では「行動プラン」「習慣化プラン」「インパクト図」「価値観マップ」「理想のビジョン」と5つのワークを紹介されていましたが、ここでは割愛します。
平たくいうと「1ヶ月で溜まった放電ログ・充電ログから、要らないものを排除して、必要なものを取り入れられるようにお片付けをしましょう」というお話。
片付けをしてスッキリした後は、やりたいことを積極的に日々の生活に取り入れましょう。
そして心が充電される、心地よい日々を過ごせるようにしていきましょう。
と言うお話。
3ヶ月に1度やること
著書では「書く習慣化」として紹介されていた、3ヶ月に1度おこないたい習慣です。
良かった点・悪かった点・解決策、と言う観点から3ヶ月の自分の行動を振り返ります。
本を読んだ感想
ログをとって分析し、行動に移す。
PDCAを回して改善をしていく。
と言う意味では、他の本で紹介されているものと大差はないと感じました。
しかしその全てを「感情基準で」と言うところが本書の1番の特徴かなぁと言う印象で
情報が溢れる今の時代、多くの人が「確かな答え」を求めて、
求めるが故に「間違うのが怖い」という気持ちになり行動できない中
「自分の感じたことがいちばんの正解だよ」
「感じたままに継続すれば良いんだよ」
そんなメッセージを感じる内容に、なんだか心惹かれた一冊でした。
いつもの日々になんとなくの不安を感じてる方、
いろんな本を読んだけどしっくりこずに行動に移せていなかった方、
にはぜひ一読してみてほしい本でした。