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静岡小旅行記

妹が少し長めの休暇を頂いたので、以前から行きたいね、と話していた静岡にドライビングで小旅行。勿論、私は助手席だ。(本当は免許を取ってみたかったんだが、いかんせん私は鬱を発症するのが早く、服用していた薬のせいもあって断念せざるを得なかった……という小話がある)

仕事で妹はほぼ毎日運転しているようなものだけれど、家族を乗せたのはこれが初めてで、それなりに緊張してるようでもあった。まあ、それも初めのうちで、ご機嫌な音楽を私のスマホから流しながら「富士山大きく見えるね」とか「海岸線走ってるとドライビングしてるって感じだ」なんて話していたらあっという間に静岡に到着していた。

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(伊豆高原ビール本店上のレストランで。山葵が効いててとても美味しく食べられた。下の売店に梅酒がかなりの種類を売っていたのだが、残念ながらノンアルコールのものは置いていなかった。)

山道と海岸線を交差しながら行く事数時間、今回の旅行の目的地その1であるKawaZooに到着。河津桜は早咲きの桜である事と暖冬だったからか、なかなかの見頃になっていて、とてもラッキーだった。明日は帰り道で熱海に寄る予定である。

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(川沿いの河津桜。なかなか壮観だ)

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(KawaZooと河津七滝の間の駐車場にて。こんな感じに程よく咲き始めたところである。)

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(私が可愛いなと思ったカエル。自然環境になるべく近付けたディスプレイは、なかなかカエルを捉えることができなかった)

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(河津七滝の一つの出合い滝にも近かったので行ってみた。普通の水とは違うのかコバルトブルーの水底が綺麗だ)

ここから道を戻って、目的地その2(……というより、本来はここが1番の目的地だったのだが、増えたカエル専門の動物園に行かないわけがない、このエキゾチックアニマル好きな姉妹である)のiZoo!陽気なヒャダイン氏のテーマソングがちょっぴりB級感を出していて、そこがまた良かった。カエルも好きだけれど、推しと言える程の好きな種類がいなかったので、どちらかというとiZooの方が私は推せる爬虫類が何匹かいて年甲斐もなくはしゃいでしまった。……まあ、動物と触れ合える機会がある所は基本的に年甲斐もなくはしゃいでしまうのが我が家流である。

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(ガラガラヘビは、初代仮面ライダーことライダー1号の敵として登場するガラガランダのおかげで私の好きな蛇のひとつである。地獄大使いいよね)

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(触れ合いコーナーには上の写真の1歳程度の子ワニとアオジタトカゲ、ヒョウモントカゲモドキ、ヘビといった感じの子たちが勢揃い。勿論全員触りましたとも)

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(土のチップか敷かれているゾーンはこのようにリクガメくん達がトコトコと自由気ままにお散歩している。鼻息と喉を鳴らす感じでお喋りしてくれる所がまた可愛いのだ。カメはいいぞ)

……まだまだ見せたい子達は沢山いるのだが、これ以上はぜひ、iZooへ行って自分の推し爬虫類を見つけて欲しい。ちなみに最後の方のゾーンでiZoo最恐のゴキ○リタワーというのがあるのだが、私はチラリとカーテン越しに見て集団恐怖症になって断念した。外国産のローチは少しなら見られるんだけれども。

そうそう、このiZooにコモドドラゴンが近々来る予定らしい。妹はコモドドラゴンが結構好きなので良いなあと少しぼやいていた。

それから、少し心を痛めたのは、飼えきれずになってiZooに迎えられた「ミドリガメ」達の池。私は小学生の頃に飼い始めて今でも実家に帰れば溺愛する程に可愛がっているカメがいるし、もちろん寿命を全うし虹の橋へ渡った愛しいカメもいる。だから余計に、あの池の現状は恋しさを思い出すのと同時に、こんなにも手放す人間がいるのだと思うと憤りを覚える。ペットは最期まで見届けるまでが飼い主の責任だと思っているから、それだけは違えないようにしようと心に誓った。

さて、湿っぽい話は終わりにして。この伊豆高原、城ヶ崎海岸辺りはどうやら金目鯛が美味しいらしく、夕飯は金目鯛を食べるぞ!ということで食べてきた。こういう土地のものを美味しく頂くのも旅行の良いところだと思う。

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(萬望亭の金目鯛のお料理。タレも美味、魚の身もふっくら、〆にお茶漬けにできるのも憎い演出だった。今度家の近くで金目鯛を買うことがあったら、炊き込みご飯でも作りたい)

というわけで、これが1日目である。ホテルも凄く快適で、露天風呂は身体が温まるまで寒かったが、明かりが少なかった事もあり、綺麗な星空を見ながらゆったりと浸かることができた。明日はホテル周辺のミュージアム巡りをして、帰路に着く予定だ。さて、いつもより早いが明日も早いので薬を飲んでゆったり夢を見ることにしよう。

五条


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五条あつむ
雑多な日常を語ってみたり、空想を形にしてみたり。