散歩に出よう
今日も酷い悪夢だった。
今回は前回と違って周囲の人間が全員敵に回るような、そんな内容だった。夢の中の私はとにかく体調も悪いし、足も痛めてるという最悪な状況で、その上3.11クラスの地震が起きたらしく周囲の環境も最悪。とにかく病院へ行かなければ、という私を周囲の人間がとことん邪魔をしてくる。それは罵りだったり、暴力だったりと心身にとにかくダメージを蓄積させられて、ようやく辿り着いた病院は鉄骨が刺さって見るも無残な姿になっていた……という、完全に心を折ってくる夢だった。
ここまで心を折ってくる夢だと、逆に清々しさまで感じてくる。……というより、私が悪夢に対して耐性を持ち始めているのかもしれない。とはいえ、こういう夢を何度も見せられるというのはストレスが溜まるので、今日は近くの公園まで散歩でもしに行こうかと思う。
本来、私は特に用事もなく外に出るのが嫌いな性質で、本を買いに行くだとかそういうちょっとした理由づけをしないと「何で外に出たんだろう?」と思ってしまう。でも、今回は軽いウォーキングの練習と、春先なので春らしい何かを探すという目的を自分で決めてみれば、案外簡単に外へ行けるんじゃないか……と考えている。
……まあ、まだ今は悪夢の反動でドキドキした心臓をゆっくりさせるために横になってるのだが。花の写真なんかが撮れたらいいなあ、と思いつつ、朝のルーティンをそろそろ始めようと思う。
五条
雑多な日常を語ってみたり、空想を形にしてみたり。