静岡小旅行記その2
昨日は自宅に着いて瞬く間に寝てしまったので、改めて2日目の話を書く。
2日目の朝も澄んだ空と気持ちの良い空気で始まった。ホテルで朝食をのんびりと食べ、いざミュージアム巡りへ。まず最初に立ち寄ったのは、ねこの博物館。2階に分かれており、1階は骨格標本や剥製といった野性味あふれる展示品が。2階は実際に猫たちと触れ合えるような造りになっていた。
(受付の前に飾られていたバステト神。古代エジプト好きの私のテンションはここから既に盛り上がる)
(みんな大好きサーバルちゃんの剥製。こんな感じで「博物館」の名にふさわしい展示の数々が揃えられていた。特にトラの迫力ある展示は見ものである)
(2階に上がれば、実際のねこ達と触れ合える。開館してすぐだった事もあり、寝ている子が多かったが、写真の大輔くんは甘え上手の可愛い子であった。長毛種を触ったのは初)
(こちらはベンガルのよもぎちゃん。最初は人見知りしていたのだが、近くで座っていたらそれなりに慣れてくれた。こういう野性味のある子もなかなか可愛い)
(2階には猫神社とやらがあり、そこでおみくじをひく。私に似ているネコはターキッシュバンというネコ※らしい。なかなか的を得ていた)
※https://www.min-nekozukan.com/turkish-van.html (ねこ図鑑さんより。)
お土産に紅緒と碧衣の部屋のドアプレートを購入。ずっと2匹に関わるグッズが欲しかったので、念願叶ったりといった所だ。この後テンションの上がった私は駐車場で盛大に転ぶのだが、そこはお約束というか……今考えれば浮かれすぎである。三十路になっても、いつまでも子供感覚な私だ。
さて、そんな小さなハプニングも起こしつつ、次はテディベアミュージアムへ。幼少の頃に一度は来た事があったのだが、まったくもって覚えてなかった。夏頃に隣接してテディベアファクトリーとやらができるらしく工事をしていて、妹と2人で「そんなの楽しいに決まってるじゃん……!」と再訪する決意がじわじわとみなぎった。きっと自分で作れるんだろうなあ……楽しくない訳がない。
(バレンタイン仕様の受付のテディベア。可愛い。)
(レトロ感ある列車に乗っているたくさんのテディベア。電気仕掛けでダンスを踊っていたりして、とにかくテディベアが可愛いの一言に尽きる)
(2階はトトロを中心としたジブリとのコラボ。トトロはまっくろくろすけが個人的に好きである)
(併設のテディベアガーデンでお茶。丁度絵本「こねこのルップ りんごだいすき」とコラボしており、私はルップの乗った林檎入りクリームブリュレを美味しく頂いた)
(お土産に購入したバースデーテディベアとこっそり旅行に連れてきた推しポケモンのゼニガメと妹の推しのフシギダネ。帰りはこの子達が後部座席に。うん、可愛い)
童心に帰りつつ、往路の際にちょうど見頃になっているだろうという事で時間もたっぷりあったので、熱海梅園へ。予想通り見事に咲いており、梅の香りを楽しみながら梅園をゆったりと巡った。最近の小旅行の傾向として、ひとつ以上はこういった庭園を散策するのが楽しみになっている。季節を味わえるし、癒されるしでとにかく最高だ。
(最近になってようやくスマホでも綺麗に花の写真が撮れるようになってきた気がする。何種類もある梅の花の香りがどれも違い、それも楽しめた)
(滝の裏から見える梅というのもなかなか乙なものだ。こういう感性がどんどん磨かれていくのも大人の一歩なのかもしれない)
(パノラマで。山の新緑が春を告げている)
この後は駅の近くで土産を物色し、匂いにつられて蒲鉾を美味しく頂いたりしてのんびり帰路へと着いた。予定よりも早く帰ることになったが、十分に楽しめた今回の小旅行だった。私が免許を持っていないので(持っていたとしても現状運転してはいけない病状なのでどちらにせよダメなのだが)妹に運転は任せきりだったので、たくさん緊張させてしまったかな?と思わないでもない。でも、ドライビングでの旅行というのもなかなか楽しかったし、妹も爽快感を味わってくれていたら嬉しい。
今日はゆったり身体を休めて今後の英気を養うとしよう。
五条
雑多な日常を語ってみたり、空想を形にしてみたり。