縁石みたいな道路表示
こんばんは。デザイン学生の春休みブログです。
みなさん、カバー画像のような道路表示をご覧になったことはありますか?
私もこの間偶然見かけて「この表示は一体なんなんだろう?」と気になったので、考察してみることにしました!
※あくまで個人の憶測です。信憑性は全くありません。
画像だと少し分かりにくいかもしれませんが、この表示は縁石が等間隔に並んでいるかのように立体的に見えるんです。
ブロックの前面を黄色、側面を白、上面を青で描くことによって、錯覚を引き起こしているんですね。
ではなぜこの表示、立体的に見せる必要があるんでしょう?
画像からお分かりかと思いますが、ここの道路は歩道が狭いんです。
車が歩道ギリギリを走行していたら危ないですよね。
しかもここ、通学路なんだそうです。余計危ないですね!
このことからこの表示は、車が歩道に近づかないように牽制(?)するための表示なのではないかと考察します! または、車道と歩道の境目を強調したいがための表示ですね。
田舎は車通りが多いので、小さなお子さんを持つ親御さんは心配でしょう。
道路に立体的なものが並んでいたら、表示とはいえ避けたくなります。人身事故を抑制するために考えられたものなのかもしれませんね。
便利にするだけがデザインじゃない!ということを感じた事例でした。何かをさせない・したくなくなるようにするって、すごく難しいことですよね。しかし、社会に必要とされていることでもあります。
こういうデザインをできるようになって、私も大切な何かを守れるようになりたいです。