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エイプリルフールってデザインだ!

おはようございます。デザイン学生の春休みブログです。
昨日はエイプリルフールでしたね!
春休みに入ってから日付感覚が無くなって、ブログのネタ探しをするまですっかり忘れていました。

今日は、そんなエイプリルフールと世の中のデザインについて書こうと思います。

エイプリルフールになると、世の中のソーシャルゲームや企業アカウントは、こぞってクオリティの高いエイプリルフールネタを投下するのが当たり前となりました!
これって企業の「私たちはお客様を楽しませる努力を惜しみません!」というアピールになることだと思うんですよね。もちろん、既存の商品の広告も兼ねています。
すなわち、企業にとってのエイプリルフールは、お客様に良い印象を持ってもらうためのデザインです!

では、お菓子メーカーのエイプリルフールネタを4つ見ていきましょう!

1. ハッピーターン

これは逆転の発想ですね!
ハッピーターンの前向きな印象を逆手にとって、クスッと笑える言葉遊びの新商品でした。お見事、亀田製菓!

このエイプリルフールネタ、パッケージデザインもこの日のために用意するのがすごいところ。よく見ると、個包装のデザインはいつものハッピーターンのままですね。
このパッケージで個包装のデザインもつらそうだったら食べる気失せちゃいそうですし、むしろ袋のみで良かったです! ターン王子のつらそうな顔や雫の形が、こちらのつらい日常をも思い起こさせますよね・・・。

2. パインアメ

環境にも配慮したストローというこの切り口・・・素晴らしいですね!
お店では徐々に紙のストローを導入し始めているようですが、飲み心地については否定的な意見も。
それならパインアメのストローを使えばいいじゃない。紙ストローという燃えるゴミの数も減りますし、むしろこっちの方がエコかも?!

こちらは既存の商品の亜種といった形で編み出されたエイプリルフールネタ。世の風潮とパインアメの特性を掛け合わせた素晴らしいアイデアです。おそらくですが、こちらは既存のパインアメをカットする前の形状。お客様を楽しませるだけでなく、企業にとってコスト的にもありがたいデザインですね!

3.ガーナチョコレート

そうきたか〜! さすがガーナチョコレート、一本取られましたね。
お菓子そのものではなく、お菓子のフレーバーを生かしたプロダクトの配布ですか。
しかも花粉の時期なので、花粉症の方にとっては普通にうれしいのではないでしょうか、その心意気が。なんだか心があたたかくなりますね。

そしてこれすごいのが、ちゃんと実物を作ってあるんですよね。
さきほどのパインアメにも記載したように、実物を作るにはコストがかかります。しかもガーナさんは配布する気ですよ・・・?
すごい、これは好きになっちゃいますね。ティッシュ一枚一枚がチョコレート柄なのもかわいいですし、文字ってあるタグラインもイイ!
デザインされ尽くしてます!

4.じゃがりこ

こちらもツッコミどころ満載の良いネタですね。
じゃがりこの代名詞である「ボリボリとした食感」はもういいのか?!と突っ込みたくなってしまいました。
しかし返信には「案外アリ」という声も多く見られました。たしかに、料理や保存食として活躍しそうですね。

飲料缶の素材にじゃがりこのパッケージ素材を貼り付けた形の画像を使用しています。一瞬見ただけでは理解が追いつきませんが、遠目で見た時の違和感に、思わず画像をタップしてしまいたくなりますね。
あえて既存のじゃがりこと区別せずほんの少しの違和感を残すことで、お客様の目を惹きつけるという高等テクニック。これは見習いたいですね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
企業のエイプリルフールネタにもさまざまな個性が見えて面白いですね。
デザインには「設計」という意味があります。企業にとってエイプリルフールのネタは、お客さまの心を掴むためのデザインと言って良いでしょう。
みなさんも、年中イベントの際は、企業の動向を意識してみると面白いかもしれませんよ!

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