'23 March

夢乃

2023年3月31日 23:30

上京してからの生活をようやく楽しめてきたのではないだろうか　内面的なことのうつろいが色々あった３月

現場:「午前0時のラジオ局」「Travis Japan Debut Concert THE SHOW ～ただいま、おかえり～」

午前0時のラジオ局は3月4日の夜公演、銀座博品館劇場。
1月にダブル・トラブルを観劇してから 1人で舞台を観る充実感が気に入ってしまった。

後味は「じんわりあったかい」　そんな気持ちで歩く夜の銀座はきらきらしていてとっても綺麗だった。

内容についてはちょっと後でまとめて語りたいことがある。

帰りに寄ったカフェーパウリスタで
タルトタタン温かいりんごとパイ生地に冷たいバニラアイス、almost heavenや

THE SHOWは3月９日の夜公演、ぴあアリーナMM。1ヶ月以上ぶりに会うそばわんこに連れられて。

松倉くんのことが大好きなそばわんこの隣でフェフ姉さんのお友達の多田さんみたいなムーブをするの、結構すき。

胃袋縮小作戦にまあまあ成功していたところに山東の水餃子焼餃子酢豚に米まで詰めこんで散歩しながらとはいえキャラバンコーヒースタンドのアイスウィンナーコーヒーも欲張ってしまい腹痛でくの字になりながらライブのオープニングを迎えるのは人生ではじめてだったよ。

Travis Japanのことはメンバーとジャニショ行くと大体いつも流れてる曲（THE SHOWだと後で分かる）を知っていたくらいだった。

なんかパフォーマンスにおいて何でもできすぎてすごかった。

母の趣味で子供の頃から劇団四季とかアニーとかディズニーシーのビッグバンドビートとか色々観せてもらってきたのだけどそれらを観ているときの感覚に近かった。SHOW。おまけに全員知っている人でお顔も綺麗ときたらそら楽しいわけよ。腹痛もいつの間にか消えた。

あとねわたしはこのグループの外野に当たるわけなんだがアウェイ感を全く感じなかったの。どうしてかは分からないのだけどこれってすごいことだと思う。なんかそういう力ある。（誰目線）ほんとシンプルに楽しかったもの。

次の日仕事での移動中 JUST DANCE!聴きながら楽しかった時間を思い出してちょっと泣きそうになった。デビューコンというのもありとても貴重なものを見せていただいたなと思う。そばわんこスペシャルサンキュー。

死生観と向き合わされる

やたらと生死とか人生とかそういうのについて考えさせられた。

まず THE GREATEST SHOW-NEN 【鬱憤】
コロナ禍を描いた音楽劇。経済的なことやそれに伴う大切な人との関係性の変化、大切な人の喪失。特に喪失の部分が時空を行ったり来たりしながら描かれることで取り返しのつかないことの残酷さが鮮明になり苦しくなった。（リチャくんの演技の繊細さがとても素敵で元々だけどより大好きになっちゃった）

川島如恵留さんの挨拶
THE SHOWのメンバー1人ずつの挨拶でのこと。
だいぶニュアンスですが・・

「つかぬことをお伺いしますが・・・みなさん、生きてますか ? 」

「生きてますよね、生きててくれてありがとう。生きてるってすごいんだよ ! 」

「それぞれ日々の生活で良いこと悪いこと色々あるけど生きて今日ここに来てくれたからこうして会えた。」

「今日親友の子供が生まれました、生きてるんだよ、すごくない ? みんなもちっちゃい時があってこうして大きくなって今たのしく過ごせてると思う、だから生き続けて。」

こんな感じのことを言っていたとおもいます。お話上手だった。頭の良い人。
他にも色々お話されていたと思うので Twitterで「3/9 如恵留　挨拶」って検索してみて、素敵なの出てくるから。（cv.戸川湊斗）

午前0時のラジオ局
かなり端的に言うと幽霊がプロデューサーやってるラジオ番組に幽霊からお便りが届いたりしてそれが今も生きている登場人物と関連のあった人たちだったりしていろんなところで点と点が繋がっていくような展開のお話。

死んでしまったけれど幽霊としてこの世にとどまって大切な人が見える人ならまた話ができて生前に伝えられなかったことを伝えたりできなかった答え合わせができる。

でも幽霊がもう行かなきゃって言うときの絶望感がすごくて。そこで完全に死ぬんだなって。
トッケビにもそういうシーンあったな。（突然の韓ドラ）

そのような場面で福ちゃんさんの演技が軽やかなものだから逆にすごく切なくてぜんぜんそんな覚悟じゃなかったのに号泣してしまった。

わたしは死んだことがないし幽霊と話したこともないから本当にそういう次元があるのか分からないし逝ってしまった人と話せるか残してしまった人が見えるかどうか確かなことが何もない。

ブラッシュアップライフ
架空OL日記大好きなのでバカリズムってことで観ることにしたドラマ。

バカリらしい地味で少し冷めた感じのオモロポイントとか経験した年齢は違うものの世代的に通ってきた道が大体同じなので細やかな懐かし文化に笑えたりそういうところが楽しくて観てたのだけどだんだん人生何周もしていくうちにこれはもしや人生讃歌ならぬ人生讃ドラなのでは・・・? と察しはじめる。

人間に生まれ変わるために徳を積もうと回を重ねるごとにブラッシュアップしていくわけなのだが勉強を頑張りすぎて元々の親友たちと疎遠になってしまうところ、財産とは・・・って思ってしまった。

もし自分が人生やり直すとしてもやっぱり今出会えている大切な人たちに今と同じ関係性でもう一度出会いたい。

前世の記憶とかは特にないので実質1回目の人生でそういう人たちに出会えているのはとても幸せなことなのではないかな。いまの人生が愛おしく思えてくる。

最終的にはいつメン再結集して長生きもできてほんとうによかった。わたしの老後もあれがいい。

死んだときにあの白い空間でバカリズムに人生をやり直す選択をご案内してもらえるかなんて分からないんだしいろいろ考えさせられたけどとにかく大切な人を大切にしなきゃってシンプルな結論に至る。

大切にしたいけど何をすればいいんだろう。

今のところで思いつくすぐにできることは大切な人との間で起こる目の前のことひとつひとつにちゃんと向き合うことなのかなっておもっている。