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自己紹介


1.自己紹介
大人になってからしなくなったことはいろいろあるが、そのうちの一つに自己紹介がある。
名前以外の情報を付加して伝える機会があまりない。
塾の先生という仕事上初めての生徒に会うことは多いが、その際は「あや先生」としての自己紹介なので、わたし自身という気がしない。

とはいえ、大人になってから好きな食べ物やニックネームというのもなんとなく気恥ずかしい。
だから、こういうのはどうだろう。

【人から言われたことで自己紹介】。
「声が通る」「背が高い」「あ〜椎名林檎好きそう」「ショートが似合う」「カワウソに似てる」「水棲生物っぽい」「海が近づくとIQが下がる」「警戒しているときは長女、気を許した相手には末っ子」「カロリーメイト食べてそう」

【擬音自己紹介】。
すぱん。さくっ。さっさか。せこせこ。どたどた。つるん。ふんふん。ぶくぶく。

【二択自己紹介】。
犬と猫なら犬。昼か夜なら夜。山と海なら海。夏か冬なら冬。ごはんとパンならごはん。うどんかそばならそば。きつねかたぬきならきつね。こしかつぶならこし。

【キャッチコピー風自己紹介】
「猫背猫舌猫っ毛の犬派」「深海魚系女史」「彩だけどカラーレス。」「ザ・牡牛座O型」「サメ」

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最後に、【まじめな自己紹介】。

平成元年生まれ。塾講師。
短歌では「かばん」所属。2019年度副編集人。
第45回全国短歌大会東直子選者賞。「花束はズニャリと命っぽい重み漁師のようにブラ下げている」
市川短歌大会特選・NHK千葉放送局長賞。「鯖寿司の背中の光を割り箸で優しくなぞる雨の斎場」
エッセイでは三井住友信託銀行主催第4回「わたし遺産」大賞受賞。

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小さなイラストや短歌、エッセイなどを発信していきたい。1日1文を続けて、本にまとめてお手に取ってもらうことが目標。


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あやぽ
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