北欧生活日記-駐在員の憂鬱-
最近、夫は疲れている。
ピリピリしているというか、イライラしているというか…。
夫は普段あまり感情を表に出さないし、
仕事の愚痴などもほとんど言うことはない。
たまに「疲れた?」と聞いたとき、
「疲れた~」と答えるときは疲れてるけどそこまで疲れてないときや充実していたとき。
「いや?」と答えるのときは結構疲れているとき。
私は結構顔に出たり、愚痴をこぼしてしまったりするので、
そんな夫を尊敬しているけど、たまに心配になる。
新しい環境、新しい仕事、使う言語は英語と日本語、
コロナ禍でのイレギュラー対応…
私が想像できないくらいのストレスやプレッシャーがあると思う。
そして、夫は器用だし飄々としているように見えるけど、
実は努力家だから、結構頑張りすぎることも知っている。
日本に住んでいたとき、夫の同僚の外国の方と食事に行ったことがある。
同僚と英語で堪能に話し、ときにジョークを飛ばし笑いあう姿を見た帰り道、
「英語を話すときって日本語みたいに出てくるの?」と尋ねたところ、
「わからない単語もあるし、変換しながら話すからやっぱり頭使うし疲れるよ」
と言っていたことを思い出した。
きっと、日本にいたときの2倍3倍、頭も気も遣いながら仕事をしているんだろうな。
そんな夫には脱帽だし、尊敬と感謝の気持ちでいっぱいだ。
今週末は、夫の好きなものをたくさん作ってあげようかな。