北欧生活日記–春の訪れを感じる季節限定スイーツ–
Moi!
先日は節分でしたね。
我が家もフィンランドで恵方巻を食べました!
暦上ではもう春になりましたが、
フィンランドではこの時期にしか食べられない、季節限定スイーツがあります✿
限定って胸が躍りますよね♪
早速、私が実際に食べたものも含めて紹介したいと思います!
■見た目はシュークリーム!味で好みも分かれる“laskiaispulla(ラスキアイスプッラ)”
こちらは、フィンランドでは『ラスキアイスプッラ』、
お隣スウェーデンでは『セムラ』と呼ばれています。
見た目はシュークリームのようですが、周りはパン生地です。
カルダモン入りなところが北欧らしいですが、こちらのパンにしてはふわっとした生地です。
中に挟んだホイップクリームも甘すぎず、とても軽いんです!
そしてこのホイップクリームの下にはアーモンドペーストかベリージャムが入っています。
(写真だと、奥がアーモンドペースト、手前がベリージャムです)
これが好みが分かれるんだとか…
アーモンドペーストは結構もったりとしているのですが、
甘さ控えめのホイップクリームと合わさると何とも言えないおいしさです。
コーヒーとよく合う!
(ちなみにフィンランドはコーヒーの消費量が世界一です★)
ベリージャムの方は、ベリー×ホイップクリームという間違いのない組み合わせ!
日本人にも馴染みのある味なので食べやすいかなと思います。
個人的にはアーモンドペーストよりも、
爽やかな甘さで軽く食べられるベリージャムの方が好きでした♪
ラスキアイスプッラはひとつが結構大きいので、
最初見たときは(ランチ後だったこともあり)食べきれるか心配だったのですが、
ぺろっと食べてしまいました。笑
最近は、パンの部分がクロワッサン生地のものや
中のクリームがチョコレートのものなど、様々な進化系もでているようです!
これらはまだ食べていないので、ぜひ食べてみたいと思います!
■国民的詩人の大好物だった“Runebergintorttu(ルーネベリタルト)”
ルーネベリタルトの名前の由来は、
フィンランドの国歌の元となった歌詞を書いたヨハン・ルドヴィグ・ルーネベリ(Johan Ludvig Runeberg)です。
大の甘いもの好きだった彼が奥さんに作ってもらっていたお菓子が、
今でいうルーネベリタルトだったそうです。
こちらは1月中旬頃から、ルーネベリの誕生日である2月5日まで店頭に並びます。
しかし、ルーネベリの出身であるポルヴォーという街では、
1年中提供されているお店もあるようです。
ルーネベリタルト、名前にはタルトと付いていますが、
サクッとしたタルト生地ではなく、
生地がつまったパウンドケーキのような感じです。
見た目はとても可愛らしいのですが、持ってみるとずっしりと重みがあります。
生地にはカルダモンやシナモン、アーモンドなどが練りこまれており、
北欧らしい味です。
上にはラズベリージャム、その周りをアイシングで囲っています。
こちらもお店によってアレンジがされているようで、
タルト部分がしっとりしているものやドライなもの、
ジャムがタルトの中にまで入っているもの、
アイシングが白ではなくピンクのものなど…。
私は3店舗食べ比べましたが、
ヘルシンキ最古のベーカリーカフェ、『Ekberg(エクべリ)』のものが一番好きでした!
初めて食べた、というのもあるかもしれませんが、
タルト部分はほろっとしていて、カルダモンやシナモンも効きすぎず、
一番癖がなかったように感じました。
■おわりに
実は、2月5日を過ぎた今日もまだルーネベリタルトが売っていました。笑
ラスキアイスプッラは2月14日と2月16日に食べる習慣があるようで、
ラスキアイスプッラと同じくらいまで売っているお店も多いようです。
スーパーやカフェなど、どこに行っても売られているので、
この時期にフィンランドに来られた際は、
ぜひチャレンジしてみてくださいね⚑︎⚐︎
Instagram▶︎@aya.201709
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