書けるようになった!読書感想文
おはようございます。
今でこそ、毎日毎日、読書感想文として400字前後書いていますが、学生時代、嫌いな時間1位とも言っていいくらいに作文が苦手でした。
400字詰めの原稿用紙を前に、全く書けない。
何を書いていいやら、どう書き始めていいやら、全てにおいて分からなく、苦痛でした。
200字詰の原稿用紙でさえも、長く感じる。。。
そもそも、文章を読むのも遅く、私は文章が読めない、と思っていました。
文章が初めて「読める!」と思ったのは小学校高学年のとき、叔母にハリー・ポッターを買ってもらって読了したときでした。とはいえ、その後もハリー・ポッターシリーズやダレン・シャンシリーズは読みましたが、それ以外の文学に目覚めることはなく、国語や古典ができないと言う理由もあって理系に進みました。
そんな、何もできないと思っていた中、文章ってこんなにも自由に書いていいんだ、と思ったのは、2016、7年ごろに星野源さんのエッセイを読んだ時でした。
ちょうどその頃に佐藤愛子さんの「90歳。何がめでたい」の題が素敵!と思い手にとり、読みながら思わず声を出して笑ってしまった時に、文章って人を笑わせる力があるんだ!と今考えると全ての言語は文章にできるんだからそうだと思うのですが、目から鱗が落ちていた時に、「逃げ恥」にしっかりとハマり、星野さんのエッセイ読んでみたい!と思って書店で求めたことを覚えています。
文章を書くということを仕事にしたくて、音楽もお芝居も仕事にしたくて、でも、締め切りに追われてやばい!と思いながら書いている。ということを赤裸々に書いていらしたかと思います。
それでいいんだな、と。
何もカッコよく文章を書こうとか、書かなくてはいけないということはないんだなと、スッと苦手だ、苦手だ、と思っていたことに対しての枠が外れました。
そう思うと、気ままに書くのが楽しくなりました。
だから毎日気づけば400字前後の読書感想文も書けるようになりました。
「百聞は一見にしかず」ともいいますが、絵画や写真、映像はパチッとその瞬間を共有できる強さを持った性質があります。それもすごくすごく素晴らしいことだと思います。一方、文章は読み手それぞれが想像で映像を補うので、その自由度の高さも面白いなぁと思います。
文章は自由に書いていいと思ってから文章が書けるようになりました。
文章が書きたいけれど書けないと思っている方がいらっしゃれば、大丈夫、自由ですよ!と思います。
今日も良い一日をお過ごしください。
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