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水の都、大阪、渡船場

 叔父から送られてきたURLを開くと、大阪の渡船場についての記事だった。マラソン中継ではパリを彷彿とさせると形容された大阪(…イヤァ、ソレホドデモ…と思わずテレビにツッコんでしまったが)、さらに昔はヴェネツィア顔負けの水の都だった(…ドヤ、シランケド…)。つい最近まで私も知らなかったが、確かに、古い大阪市の地図を見ると南北東西かなり多くの水路が通っている。これを見たときは八百八橋と呼ばれていたことを実感し、その時代の大阪を見てみたいと思った。さて、その名残とも言えるのがこの渡船である。実は私、すでに使ったことがある。USJの年間パスポートを持っていたO大阪のJ女子K高生時代、「無料でUSJまで行ってポップコーンを食べよ!ポップコーンだけ食べにUSJ行くとか、めっちゃ贅沢じゃない?」など言いながら友達と自転車で行ったことがあった。どうやって渡船場の存在を知ったのかは覚えていないが、広くはない川幅で船着場に寄せるためのカーブがギューっとかかり、川面に白い波がザァっとできたことを鮮明に覚えている。それはUSJへ着くまでに充分なアトラクション気分を味わえる体験だった。大阪にはちんちん電車と呼ばれる路面電車がある。この渡船にもぽんぽん船という可愛い呼び名があることを地元に渡船場のある友人がその時、教えてくれた。USJ側と海遊館側を結ぶ天保山渡船場なんかは大阪観光に組み合わせ易いかもしれない。大阪にお越しの際は、ぜひ一度、体験してみてはいかがだろうか。
(「大阪市 渡船場」で大阪市のホームページが見れると思います)

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