"ひとり旅"日帰り熱海編
お久しぶりのnote投稿。
実は6月末まで休職の身である。
正直、先月は体調がすこぶる悪かった。過去一。(詳しくはまた今度記そうと思う。)
今月に入り、体調が少し回復した。
「引きこもっていたい」から「このまま家にいたら気持ちが沈み続ける沼から抜け出せなくなる」と危機レーダーが正常に動くようになった。
そこで、リフレッシュと来月の復職(予定)のリハビリを兼ね、ひとり旅に出ることにした。
スケジュールとお金
熱海駅到着
なぜ熱海を選んだのか、理由は以下の2つ。
①高校時代からの友人が「気持ちが病んでいたときよく海を眺めてぼーっとしてた」と教えてくれたから。私も頭の中を空っぽにしたい。
②大学の先輩と近況報告会をしたとき「熱海は意外に近い」という話になったから。綺麗な海を眺めたい欲の誕生。
人混みほどではないものの駅付近は観光客で少し賑わう平日だった。比較的マダムの方々が多い印象。
熱海銀座おさかな食堂
お昼ご飯を求めて商店街を3つくらい歩き回った。
本当は大学の先輩がおすすめしてくれたトンカツ屋さんに行きたかったけど、あいにく定休日だった。
前の会社の同期がすすめてくれた山盛り海鮮丼もそそられたが、そいつがおすすめしてくれたのは伊豆にあるお店だった。遠い、あと車がないと行けない、ので諦めた。
と思ったら熱海銀座商店街にて山盛り海鮮丼のイラストメニューを発見。
すぐにその食堂居酒屋さんに足を運んだ。
店員さん曰く、小丼は「お刺身の量は減るがお米の量は変わらない」とのこと。それでも海鮮食べたい欲は十分に満たされた。むしろ美味しく食べれるちょうどいい量。小丼とは言え、普段のお茶碗より大きいサイズ。
最初は「刺身用醤油」でシンプルに楽しむ。半分くらい食べ進んだら「濃厚胡麻ダレ」で味変を楽しむ。そして最後は、店員さんに声をかけ「絶品出汁」をかけてもらい、お茶漬け風にして〆る。
という最高の流れを堪能した。
あと、とても元気な食堂居酒屋さんだった。周りのお客さんも2人組ばかり。1人で入るのは少しだけ勇者だったのかもしれない。
海沿いおさんぽ
お腹がいっぱいになったところで、歩いてすぐの熱海サザンビーチに向かう。壮大な水平線を眺めながら波の音を聴いてリラックスした。人も少ないからより落ち着けた、これぞ平日の特権。
砂浜で1時間くらいぼーっとする予定だったが、後ろから巨大雲が迫ってきている気がしなくもない。iphoneで天気予報を確認すると30分後に小雨が降るらしい。傘を装備していなかった私はぼーっとすることを諦め、予定よりも早めにお風呂屋さんに向かうことにした。
向かっている途中に、ロープウェイで登って絶景が見れるらしい「秘宝館」とばりばりの個人経営らしき食堂屋さんを通り過ぎた。次回はぜひ寄ってみたい。
熱海ベイリゾート後楽園
20〜30分歩いて到着。ずっと海沿いの道で眺めを楽しんでいたからかあっという間に感じた。
お昼の海鮮丼を勝手に消化したことにして小腹が空いた私は、静岡特製ぐりちゃのミニパルフェを堪能することにした。
Googleマップを頼りに歩いていたら、「え?ここ本当に通って大丈夫なの?」と少し不安になってしまうほど人通りが少なくて巨大な駐車場を通り過ぎた。近くに「関係者以外立ち入り禁止」の看板を複数見かけた。(決して中には入っていない、と思う。)なぜか裏道っぽいところからお風呂屋さんに辿り着いた。
あと、結局雨は降らなかった。
オーシャンスパFuua
17時になり、ついに今回の旅のメイン目的であるオーシャンスパFuuaに入る。ここも大学時代の友人がおすすめしてくれた。今回の旅は友人達おすすめスペシャルである。ありがたい。
実は前日にアフター5チケットを購入していた。ネットの事前購入は少しお安くなるのでおすすめ。
受付を済ませたら、館内着とタオルのセットバッグを受け取り、7F(男性の場合は5F)のロッカールームへ向かう。
館内着に着替えたら3Fへ。
ここでは様々なボードゲーム、お昼寝、2種類の岩盤浴、雑誌等を無料で楽しめる。かなり贅沢。
ちなみに、私は持ち運び充電器を事前に充電し忘れ、急遽コードをお借りした。これも無料。
コンセントのついてる机が複数あるのは助かる。パソコンをカチカチしているお兄さんの姿は、スタバで作業する人の姿と重なった。
特におすすめしたいのは、100℃のリラックス空間を体験できる「ロウリュキャンプ」。これがかなり整う。今後サウナだと物足りなく感じそうなほどに。もう汗どっばどば。個人的推しポイントは担当スタッフのパフォーマンス。人生初ロウリュだったが、1人でも心細くならずかなり楽しめた。
これも無料だが、事前予約が必要。インフォメーションセンターで声をかけるのみでOK。ロウリュはやってる時間が決まっているのでそこだけ要確認。
主役のお風呂は言うまでもない。最高に気持ちが良い。露天風呂の景色も絶景過ぎて心が浄化されまくった。朝・夕・夜すべて制覇したい。私の語彙力がひどすぎるのでぜひ実際に体験してみてほしい。
程よい時間になり、ホテルから熱海駅まで連れて行ってくれるシャトルバスを利用した。超便利。
まとめ
新しい場所を訪れると新鮮な気持ちが芽生え、旅中はそれを自然に保つことができる。時に頭を空っぽにすることは、精神安定メンテナンス上、必須である。
今回のひとり旅のおかげで、心身ともにネガティブに囚われていた状態からある程度は浄化された気がする。
次回は山の自然の力をお借りしたいと思う。