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観る将(みるしょう)聖地へゆく
約7年前AbemaTVの開局時期に見た「藤井聡太、炎の七番勝負」からすっかり「観る将」になりました。
小学生の頃、兄に将棋を教わり、指していましたが、あまりの力量差に嫌気がさし、将棋から離れていました。生来頭も悪く、負けずぎらいでもない私が棋士になれる可能性はありませんでしたが、早めに諦めて良かったです(笑)
8月18日、自分の還暦の誕生日に、憧れの聖地「日本将棋会館」へ行って参りました。
❮まずは、鳩森神社でしょう❯
千駄ヶ谷駅構内には、大きな駒も展示されており、将棋の町に来た。という気持ちになりました。
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グーグルマップによれば、将棋会館へは歩いて5分ほど、おのぼりさんよろしく、スマホで地図を確認しながら、歩いていると…
「おー!あれは鳩森神社ではないか」棋士の方々も訪れるという、将棋ファンには有名な神社です。
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境内に将棋堂という祠があり、説明を読むと山形県の駒師から巨大な駒が寄贈され、当時の将棋連盟会長だった大山康晴十五世名人と神社が相談して祠を建設し、奉納したと書かれていました。
さすがは、将棋の神社と言われるわけですね。
❮いよいよ将棋会館へ❯
将棋会館は鳩森神社のすぐお隣。ドキドキワクワクしましたが、想像していたより、こじんまり且つレトロな雰囲気でした。
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2024年には移転が予定されているとのことでしたが、建物を見て納得。だいぶ老朽化しているようですし、手狭な感じもしますね。
移転先はいまより千駄ヶ谷駅のそばになるようです。ともかく、旧会館を見ることができて良かったです。
訪れる前は、藤井竜王▪名人は無理でも羽生会長(この春から将棋連盟会長に就任)は事務仕事もあるだろうし会えるかも、と妄想してましたが、そんなに都合良くいきませんね。
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1階売店には、将棋の駒や有名棋士の扇子。書籍やその他小物が並んでいて、目移りしてしまいます。
トイレをお借りしようと思い、2階に上がるとそこには道場があり、多くの人が将棋を指していました。白髪の老人の前に小学校低学年の男の子がちょこんと座って、真剣な顔をしている姿が印象的でした。
この道場では、利用料を払えば誰でも力量にあった相手と対局できるそうですが、当然私にはその勇気がありませんでした。
また、この日は奨励会の試験日だったようで、真剣な顔をした頭の良さそうな男の子を何人も見かけました。ある受験者の男の子に「頑張ってね」と肩をポンと叩いて励ましている女性を見かけたのですが、今にして思えばあれは女流棋士だったのではなかったかと後悔しています。
受験生はみんな将来の藤井聡太竜王▪名人を目指しているのでしょうね。ガンバレ!
❮千駄ヶ谷近辺を町ブラ❯
将棋会館を出て、さあどこ行こう?と考えて、とりあえずプラプラと歩きだすとすぐ近くに国立競技場が
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🎵オリンピックの顔と顔🎵
「東京五輪音頭」by三波春夫。古っ!
将棋に夢中でうっかりしていましたが、千駄ヶ谷、外苑周辺はスポーツのメッカ。国立競技場をはじめ、神宮球場、秩父宮ラグビー場、東京体育館などなど。
そして少し離れていますが、明治神宮にもお参りしてきました。
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とはお祈りしてません。
千駄ヶ谷は高層ビルもなく、暑さのせいか人通りも少なかったのですが、生まれもっての田舎者気質のせいで、自然の多い場所へ足が向かってしまいます。
原宿駅を出て、表参道には目もくれず、明治神宮へ向かいました。
都会のど真ん中とは思えない、静けさと外界と隔絶された雰囲気に霊気のようなものを感じました。
明治天皇が崩御されてこの地に祀り、計画的に森林を作った明治の人々の先見の明に頭が下がります。
都では外苑の樹木を伐採する開発計画があるそうですが、改めて外苑とは明治神宮の外苑なのだ、と気づかされました。
❮本日のお土産❯
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第八十一期名人戦記念扇子
そえぶみ箋(初手お茶)
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あー、長年の夢がかなって最高の一日でした。暑かったけど・・・